2020年04月30日

No 84 PCR検査体制の整備を求め、市長と議長へ「要望書」を提出しました。

早期に上尾市内に「PCR検査体制の整備を!」求め
畠山市長と大室議長へ「要望書」を提出しました。
 

埼玉県内の感染拡大は深刻な状態であることを
しっかり認識することが必要です。


 緊急事態宣言が発せられた4月7日、埼玉県の感染者数は219人で47都道府県の中で第7位でした。
 その3週間後の4月28日、埼玉県の感染者数は836人へと増加しており、47都道府県の中での順位は第4位に上昇しています。
 埼玉県の増加率382%は、東京都(339%)や神奈川県(326%)、千葉県(279%)、大阪府(322%)より上回る状態になっています。
 感染者が増えてもベッドが不足しているため、ホテルを借り上げる努力をしていますが、元々埼玉県はホテルも少ない県のため難航しています。
 結果として自宅待機者が300人を超えてしまい、病院へ入る前に自宅で亡くなる人が相次ぐ事態となりました。
 そうした中で、大野埼玉県知事は、5月6日までにホテルのベッドを1000床まで確保することと合わせて、PCR検査センターを最大23カ所設置して検査数を大幅に増やすことを表明しました。
 方向性は正しいと思いますが、もっと早く打ち出してほしかったと感じますし、スピードを早めて進める手立てをもっと分りやすく具体的に提起する必要があると思っています。 

上尾市は我が事として受け止め、積極的に協力すべきです。 

 大野知事のこの作戦が迅速に、強力に進むかどうかは、各市町村自治体が一体となって協力することがどこまで進むかにかかっていると思われます。
 上尾市としてどう受け止め、対応するか、協力するかの方針を立て、その実現のために市民にも協力をよびかけて、最善を尽くすことが上尾市民の命を守ることになることであることは言うまでもありません。
 私たちは、PCR検査体制の整備に絞って、市長と議長に「要望書」を提出することを思い立ちました。
 「早急に上尾市内にPCR検査体制を整備してください」と、別紙の通りの内容で、大室議長宛ては石井議会事務局長に、畠山市長宛ては、4月から着任したばかりの野崎広報広聴課長に手渡し、2週間後の5月14日までに回答を要請しました。
 この「要望書」の趣旨に賛同いただけましたら、団体でも個人でも、それぞれの思いを込めて、市長や議長へ要望書を提出していただきたいと願う次第です。

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PDF上尾市議会議長への要望書 2020年4月30日.pdf




posted by ひろみ at 23:20| Comment(0) | 新型コロナウイルス感染症

2020年04月29日

No 83 「緊急事態宣言」から3週間の感染拡大の結果

新型コロナウイルスの感染者は、世界で300万人を超え、
死者数は21万人を超えました!
日本では、「緊急事態宣言」が発せられてから3週間が過ぎました。
この3週間の感染拡大の結果は以下の表の通りです。
 

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 上尾市の感染者数は2.7倍になったと言っても8人です。
 亡くなられた方はゼロをキープしたままです。
 しかし、この状態のままで収束を迎えることができるでしょうか。
 日本では、PCR検査を受けた結果、陽性と判定される人の比率(陽性率)がどんどん高くなってきています。
 東京都では36.9%と驚くべき高さになっており、埼玉県でも13.2%に及んでいます。
 これは、100人中13人の感染者が検査を待っていることを証明しています。
 検査が遅れれば遅れるほど感染者が溜まり、感染を広げて行くわけで、危険な状態です。
 自粛して家に閉じこもっていても、家庭内感染を防ぐことは出来ません。

 こうした状況に警鐘を鳴らす学者や医師の発言が活発になっています。
 当ブログでも4月14日、No75で、ノーベル賞受賞者の本庶佑京都大学特別教授の「緊急提言」を紹介しました。
 3項目の提言がされていますが、その第1がPCR検査を急速に増やす、毎日1万人以上に急速に増やすことでした。
 本号では、東京の状態が深刻になっているとして、東京大学先端研がん・代謝プロジェクトリーダーの児玉龍彦先生と立教大学の金子勝特任教授による「東京を止めなければ日本が滅ぶ」と題する対談をYouTubeの動画でご紹介します。

 YouTube ニュース「デモクラシータイムス 」
 「東京を止めなければ日本が滅ぶ」
 

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以下のURLを、Ctrlキーを押しながらクリックしてください。
https://www.youtube.com/watch?v=gyZiZFXbJbs&t=42s



posted by ひろみ at 23:40| Comment(0) | 新型コロナウイルス感染症

2020年04月28日

No 82 PCR検査センター開設のさまざまな事例を比較して検討できるようになってきました。

PCR検査センター開設の二つの事例をご紹介します。

@ 埼玉県西部の三芳町
民間の病院(クリニック)の快挙!

YouTube  「FNNプライムオンライン・ニュース」
 「注目『24時間PCR検査』の病院」
 埼玉県三芳町の「ふじみの救急クリニック」


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以下のURLを、Ctrlキーを押しながらクリックしてください。約3分間の動画でご覧になれます。
https://www.youtube.com/watch?v=BZq3cAbfgYk&feature=youtu.be&fbclid=IwAR2ijC5hsJgRxBTKjEmq3jrUFqE1Hjz-jLuMPxFlIIofegPSIex8wD36Auo

 「ふじみの救急クリニック」は、救急科と脳神経外科の専門病院です。
 病床は10床と小規模ですが、MRIやCTなど検査機器は整っています。
 新型コロナウイルス感染症が急速に広がること、PCR検査の需要が急増することを予測して、プレハブの個室病室9室を駐車場敷地に建設したとのこと。
 PCR検査については、上の写真の通り、簡易なウオークスルー式の「検体採取」所を屋外に設置。医療従事者に飛沫がかかる危険は少なく、3分ほどで採取が可能です。
 「検体」は外部の専門の「検査会社」に委託して、結果は翌日報告されます。
 診察やレントゲン検査、CT検査などは屋内で、他の外来患者とは動線を分けて行います。
 入院が必要と判断されたら、即プレハブの個室病室に入院できるのです。
 しかも、PCR検査は24時間対応を表明しており、驚異的な機能を担っています。

A埼玉県東部の越谷市に、市と医師会が
共同開設した「地域外来・検査センター」

  県も「発熱外来PCRセンター」の計画で検討している「ドライブスルー方式」での「検体採取」を、この越谷「地域外来・検査センター」が先駆けて取り入れています。
 「朝日新聞」の4月28日朝刊で、詳しく紹介していますので、その切り抜きのコピーを掲載させていただきます。 @の三芳町のPCR検査と比べてみてください。

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posted by ひろみ at 21:20| Comment(0) | 新型コロナウイルス感染症