2020年05月06日

No 88 新型コロナウイルス感染症の緊急事態対応がさらに1ヶ月延長されるに当たって

 ホテルや自宅で療養する患者の療養解除について、
埼玉県は、「独自の基準」を新たに設けました。


 緊急事態宣言の期限を5月31日まで延長するにあたって、政府は、基本は全国一律としつつも特に警戒が必要な13都道府県と34県とは違った対処を認める ことにしました。
 早速、大阪府では、独自の「自粛・休業」解除基準を打ち出し、東京都では、独自に休業協力金の追加給付を行うことを発表するなど、多様な対応が示されていることは前向きに受け止めるべきことと思われます。

 安倍首相の記者会見と同じ5月4日の夕方、埼玉県でも、大野知事が県民へのメッセージを発表するとともに記者会見に応じました。 
 「メッセージ」のなかで、国の方針との違いの重要な点として、ホテルや自宅で療養する患者が多い埼玉県として、「療養解除の基準」を国より慎重にすることを強調しています。
 具体的には、国の基準では「重症者に対する医療提供体制に支障が生じる恐れがある場合には、宿泊療養あるいは自宅療養などを開始してから14日間経過したあとに解除」とされています。(この点は、医師の診断もせず、OCR検査で陰性と確認もせずに解除されても不安だの声が出されている問題点です)
 これに対して、埼玉県では、これまでも、発症から4週間以上経過して、かつ保健所の医師等が適当と判断するようにしてきているが、加えてOCR検査で陰性かを確認する事を付け加えることにするという内容です。
 病床が少ないため、ホテル等での宿泊療養や自宅療養が多いという問題を抱えている埼玉県として、完治を確認することは「療養解除の大切な要件」と考えます。

ホテル等の宿泊施設の1,000室以上確保も達成! 
 本日(5月6日)の新聞報道によれば、新たに4つのホテルなど4施設で合計541室を確保できたとのことで、累計1,055室となり、「5月6日までに1,000室を確保」としていた目標を達成されたことは、大野知事はじめ関係者職員の尽力によるものと敬意を表します。
 もう一つの埼玉県の重要課題であるPCR検査センター23カ所の設置も、ぜひ急いで実現されることを期待したいものです。

政府が図書館などの再開を認める方針を示した事については、知事は「現時点では難しい」との認識を示しました。 

 政府が、「生活を楽しみながら感染防止の対策ができる工夫」を加えて感染予防のための自粛生活の長期化を持続するために「新しい生活様式」として、博物館や美術館と共に図書館の再開を認める方針を示している事への対応については、「現時点では難しい」との認識を示しています。それどころではないということが本音ではないかと感じます。
 県として判断するのは、県立の施設の範囲と割りきれば、少し遅れることはやむを得ないのではないのではないかと思います。
 図書館については、数では圧倒的に多いのは市町村立図書館ですので、国の方針を受けとめて再開を検討すべきなのは、設置者である市町村です。
 市町村によって感染の状況が違うこともあり、県が一律的な方針を出すこと自体が難しいはずであり、国の方針を受け止めて検討する主体は市町村が妥当と思われます。

上尾市立図書館の再開については、上尾市教育委員会のもとで、上尾市立図書館に主体的な検討を望みたい。 

 調布市立図書館のホームページを見ると、東京都ではすでに、都知事からの要請を受けて、5月31日まで休館を延長することを決めたと公示されています。小池都知事は、都立図書館ばかりでなく、区立図書館も、都下の市立図書館も一律に休館を要請している様子です。
 埼玉県も、5月4日に開催された第15回新型ウイルス対策本部会議の資料「5月7日以降の緊急事態措置等について」の1の(2)施設の使用停止等の要請の別表には、博物館、美術館、図書館も記載されていますが、下線が引かれており、延床面積の合計が1,000u以上のものに限るとされています。
 上尾市には博物館も美術館もなく、図書館も1,000uを超えるのは本館だけですので、どのように解釈するのか、注目したいものです。
 上尾市立図書館が、3月6日に突如全面的に休館とされてから、すでに2ヶ月が過ぎました。図書館を利用してきた市民からは、何とか貸出業務だけでも再開してほしいという切実な声が寄せられています。
 さらに1ヶ月近く休館を自動的に続けるのではなく、政府の方針を受け止めて前向きに検討されるように切望する次第です。


埼玉県における緊急事態措置の実施に関する
知事メッセージ(5月4日) YouTube動画のご紹介 



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posted by ひろみ at 21:51| Comment(2) | 新型コロナウイルス感染症

2020年05月03日

No 86 大野埼玉県知事からの県民への「知事メッセージ」

5月1日、大野埼玉県知事がYouTube(動画)で
県民への「知事メッセージ」(28回目)を発信しました。


今回のテーマは、「連休中の電話相談窓口及び、中小企業等支援金の申請受付」でした。

新型コロナウイルス感染症に関する知事メッセージ 
https://youtu.be/QPXJxYqJils(左のURLをクリックすると動画が表示されます)

DSCN1474 (2).jpg

「メッセージ」の内容は以下の通りで、語った時間は11分余でした。
@ 連休が続く中での「電話相談窓口」について 
新型コロナウイルスの感染のことで、受診や症状の相談は、連休中も24時間対応。
「県民サポートセンター」(0570−783−770)へ。
A ホテルの借り上げについて
さいたま市、熊谷市、三郷市に次いで4つ目が入間市で決まり、東西南北に揃い、
合計514床まで到達しました。 5月6日までに1000床まで確保を進めます。
B 事業者への支援金について
支援対象を広げて、実態に即して、多くの事業者を支援していくことを表明しました。

畠山市長も5月1日に、動画による市民への「メッセージ」
を始めました。改善・充実して継続されるよう期待します。 


 「正念場」と強調して市民に協力を求めているのですから、少なくとも週1回くらいは、市民への「メッセージ」をYouTubeで発信してほしいものです。
 月1回の「広報あげお」では、「緊急事態」に対応できないことは明白です。
 上尾市にも「電話相談窓口」の設置を望む声が、切実に寄せられています。



posted by ひろみ at 13:58| Comment(0) | 新型コロナウイルス感染症

2020年04月30日

No 84 PCR検査体制の整備を求め、市長と議長へ「要望書」を提出しました。

早期に上尾市内に「PCR検査体制の整備を!」求め
畠山市長と大室議長へ「要望書」を提出しました。
 

埼玉県内の感染拡大は深刻な状態であることを
しっかり認識することが必要です。


 緊急事態宣言が発せられた4月7日、埼玉県の感染者数は219人で47都道府県の中で第7位でした。
 その3週間後の4月28日、埼玉県の感染者数は836人へと増加しており、47都道府県の中での順位は第4位に上昇しています。
 埼玉県の増加率382%は、東京都(339%)や神奈川県(326%)、千葉県(279%)、大阪府(322%)より上回る状態になっています。
 感染者が増えてもベッドが不足しているため、ホテルを借り上げる努力をしていますが、元々埼玉県はホテルも少ない県のため難航しています。
 結果として自宅待機者が300人を超えてしまい、病院へ入る前に自宅で亡くなる人が相次ぐ事態となりました。
 そうした中で、大野埼玉県知事は、5月6日までにホテルのベッドを1000床まで確保することと合わせて、PCR検査センターを最大23カ所設置して検査数を大幅に増やすことを表明しました。
 方向性は正しいと思いますが、もっと早く打ち出してほしかったと感じますし、スピードを早めて進める手立てをもっと分りやすく具体的に提起する必要があると思っています。 

上尾市は我が事として受け止め、積極的に協力すべきです。 

 大野知事のこの作戦が迅速に、強力に進むかどうかは、各市町村自治体が一体となって協力することがどこまで進むかにかかっていると思われます。
 上尾市としてどう受け止め、対応するか、協力するかの方針を立て、その実現のために市民にも協力をよびかけて、最善を尽くすことが上尾市民の命を守ることになることであることは言うまでもありません。
 私たちは、PCR検査体制の整備に絞って、市長と議長に「要望書」を提出することを思い立ちました。
 「早急に上尾市内にPCR検査体制を整備してください」と、別紙の通りの内容で、大室議長宛ては石井議会事務局長に、畠山市長宛ては、4月から着任したばかりの野崎広報広聴課長に手渡し、2週間後の5月14日までに回答を要請しました。
 この「要望書」の趣旨に賛同いただけましたら、団体でも個人でも、それぞれの思いを込めて、市長や議長へ要望書を提出していただきたいと願う次第です。

img203.jpg

PDF上尾市議会議長への要望書 2020年4月30日.pdf




posted by ひろみ at 23:20| Comment(0) | 新型コロナウイルス感染症