2020年05月11日

No 92 「感染差別」は、深刻な問題、

「感染差別=誹謗、中傷、差別等」は、深刻な問題。
「感染防止の障害になる」ばかりではなく、
「かえって感染を広げる原因になりかねません」


 感染者ばかりでなく、医療従事者やその家族に対しても「感染差別」が激しくなっており、医師、看護師、検査技師など医療従事者の疲労困憊に輪を掛けることになっています。
 医療崩壊にストップをかけるためには、医療従事者の方々に頑張っていただくことが欠かせない要件であることは、誰しも分かっていることです。
 そうした差別を恐れて、症状が出ているのに我慢して、治療を受けないとかPCR検査を受けようとしない人が増えると、家庭内感染ばかりではなく、地域での感染を拡大することになりかねないことも、誰にもわかることです。
 ところが、これまで、これらのことを繰り返して呼び掛ける努力が足りなかったように思われます。
 緊急事態宣言の対象が全国に広げられた時期に、広島県知事が県民にこのことを強く訴えたことが話題となりました。
 しかし、政府のよびかけはまだまだ不十分ではないでしょうか。
先日政府の専門家会議が提言した「新しい生活様式」の「実践例」をみても、国民ひとり一人の自粛的な努力ばかりが細々しく強調されているように感じます。
 PCR検査センターの整備を進めるに当たっては、早期に検査を受けること、感染が発見されたら速やかに保護や治療を受けること、それは、早期に回復するため、そして感染源となる心配をなくすることであり、収束に至るための協力でもあることをしっかりよびかけることが大切だと考えます。
 上尾市でもPCRセンターの設置が実現したら、その時期を転換点として、医療従事者や
介護事業従事者、保育所や学童保育所の職員、学校の教職員など全員検査を受けることで検査についてのイメージチェンジを図ることが必要ではないでしょうか。


「軍隊を持たない国」として有名な国「コスタリカ」が、
新型コロナウイルス感染の抑止成功かと注目されています。


5月11日の「埼玉新聞」に掲載された記事を紹介させていただきます。
 コスタリカの人口はほぼ500万人です。感染者数は780人、死者数は6人。
 お隣の国パナマの人口は418万人です。感染者数は8千人以上、死者数は200人以上。
 大きな違いがあります。軍がない代わりに、保健が充実しているコスタリカ。
 詳細は、記事をご覧下さい。
 記事の画面をクリックすると大きな画像となります。

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posted by ひろみ at 22:53| Comment(2) | 新型コロナウイルス感染症

2020年05月10日

No 91  PCR検査センターの設置を求める要望書について、議長からの回答をいただきました。

PCR検査センターの設置を求める「要望書」に対して
大室 尚議長より、喜ばしい回答をいただきました。


 4月20日の本ブログNo 84でご紹介した「要望書(早急に上尾市内にPCR検査体制を整備してください)」に対して、上尾市議会大室尚議長より、5月8日付けの「要望書に対する回答について」と文書で回答をいただきました。
 そこには、「上尾市内におけるPCR検査体制の整備につきましては、上尾市議会新型コロナウイルス対策支援本部会議を通じ、市長に対し要望を行っているところです。市から財政措置等が提案された場合は、市議会として支援に努めてまいります」と書かれています。
 新型コロナウイルス対策については、超党派で議会としても一致して進めて行こうとしているように感じます。
 市議会では、5月12日に全議員説明会を開催し、市長はじめ執行部から新型コロナウイルス感染症対策の取り組についての報告がなされる予定です。
その報告の中の一つとして、発熱外来PCRセンターの設置計画の内容や、そのための費用の見込みなどが報告され、理解と協力が求められるものと予想されます。
 市長へも提出している同じ「要望者」への回答は14日までに回答をいただける予定です。

以下は、大室議長からの回答書のコピーです。

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posted by ひろみ at 23:18| Comment(2) | 新型コロナウイルス感染症

2020年05月08日

No 89 埼玉県に、PCR検査センター23カ所開設の早期実現を!

埼玉県に、PCR検査センター23カ所開設の早期実現を!

 政府の専門委員会のメンバーが、現在までに確認されている感染者数の10倍位の人々がすでに感染している可能性が高いと心配しているにもかかわらず、検査の件数は相変わらずさして増えていません。
 安倍首相は、1日2万件が可能と言っていますが、現実には多い日でも8000件くらいしかできていない実態が続いています。
 5月4日に、安倍首相が記者会見の中で発表したPCR検査センター増設案は、「東京に12カ所を始め全国で20カ所」でしたので驚きました。数が一桁違うのではないでしょうか。
 東京都では、4月半ばに医師会が47カ所を作る目標を打ち出して動いています。
 そして、埼玉県では大野知事が、23カ所設置の目標を掲げて動き出していることは、先にもお伝えしてきた通りです。
 PCR検査を急速に拡大して、感染者を発見し、隔離や保護を徹底しない限り、医療崩壊は防げないし、収束もあり得ないことは多くの医師や学者・研究者が述べています。
 そうした中、埼玉県が23カ所の「発熱外来PCRセンター」の開設を実現することの意義は大きいと思います。 
 その中の一つを上尾市で早期に実現してほしいものです。
 「埼玉県」のホームページに掲載された「かかりつけ医の紹介で診療・PCR検査を集中的に実施する検査センター(郡市医師会に委託)の設置」が、「新たな検査の流れ」であることは、下図に示されている通りです。左側の従来の流れと比較してご覧下さい。
 これまで検査を受けられず待たされてきた人をスムーズに受け入れるとともに、潜在している感染者が気軽に検査を受けられるように、「地域の診療所(かかりつけ医)」が相談に乗って検査の必要性を判断し、紹介状を書くことで、「発熱外来PCRセンター」に受け入れてもらえることになり、検査を受ける人の範囲が大きく広がることが期待されます。

山中教授と安倍首相のネット対談をご紹介します。
 5月6日夜の「ニコニコ生放送」の動画をご覧下さい! 


 動画の概要は、5月8日の「朝日新聞」が紹介しています。
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ニコニコ生放送を収録した動画は以下のURLをクリックしてご覧下さい。 

https://live2.nicovideo.jp/watch/lv325530752?ref=qtimetable&zroute=index

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posted by ひろみ at 16:09| Comment(0) | 新型コロナウイルス感染症