2020年04月02日

No 67  市長から、駐輪場整備の要望書への回答書が届きました

市長から、駐輪場整備の要望書への回答書が届きました。

 3月16日に提出した「要望書」に対する回答が、一昨日(3月31日)午後に郵便で届きました。回答期限は4月6日と考えていましたので、1週間前倒しでした。
 当日、午前中に、「広報あげお」4月号を見て、当ブログ(No 66)に駐輪場問題の記事を掲載したばかりでしたが、その続きとして、市長からの回答文書に対するコメントを記したいと思います。
 回答の内容は、以下の3点となっています。
@ 歩道上へのラック式駐輪場等の設置の可能性について、庁内関係部局や関係機関等と協議をしております。
A 駅周辺店舗利用者用の駐輪場につきましても、各店舗に設置や増設の増設のの検討を依頼しているところです。
B 大型店舗や駅周辺の駐輪場の利用状況は、満車及び店舗利用者のための空きスペースが全くないといった状況ではないことから、市が駐輪場を設置することによる既存の民間駐輪場への影響にも配慮しながら、検討して参りたいと考えております。

@ は、利用者にとっては最も便利な場所であり、周りの店舗にとっても集客のために役
立つ駐輪場となると考えられ、是非とも実現してほしいものです。
A は、既存の商店や銀行その他サービス業の事業所などにとっては、手近のところに空
き地があるわけではないので、新たに自前の駐輪場を設けるとか拡張することは、至難のことと思われます。
B 大型店舗や駅周辺の駐輪場の利用状況は、「満車」とか、「店舗利用者のための空きス
ペースが全くないという状況ではない」と言う断定は、実際に困っている市民にとっては納得できるものではありません。
 交通防犯課へ電話で問い合わせてみたところ、空いている駐輪場があることは確かだが、市民に知られていないことから、「無い」と思われている状態である、との答えでした。
遠くの不便な場所にあると教えられても、そこまで探し当てるのは大変なので諦めるということであれば、それも無いことと同じではないでしょうか。

「民間駐輪場への影響にも配慮しながら検討する」ことを一概に否定するものではありませんが、「広報あげお」4月号の3ページに、地図付きで紹介された19の駐輪場の内、「市が直営している駐輪場はどれとどれですか」と質問してみたら、なんと、1番の「あげおサイクルポート南」1カ所だけという返事でしたので驚きました。
「上尾振興公社」のような第三セクターが運営しているものはないのか、とさらに尋ねましたら、「上尾土地開発公社」が運営しているのが、2番、9番、10番の3カ所との返事でした。
「上尾土地開発公社」はもう解散したものと思っていましたので、これも亡霊が生きていたような感じで驚きました。
いまはもう第三セクターではないはずですので、公社という名称を残しているとしたら、民間企業としてわかりやすい名称に変えてもらうべきではないでしょうか。
 
 さらに驚いたことに、ショーサンプラザの一角にある「ゼクシス」の壁面3面に沿って設置されている大規模なコインパーキング駐輪場は、誰にでも利用できる駐輪場であるにも拘わらず、上尾市の交通防犯課が所管する駐輪場として位置づけられていないことが分りました。
 19カ所の駐輪場の中には、この大規模な駐輪場は入っておらず、地図にも表現されていないのです。
 そのような状況でありながら、「既存の民間駐輪場への影響にも配慮しなければならない」と言われても、説得力を感じません。
 市が市民のために駐輪場を整備することを、なぜ、それほど遠慮する必要があるのでしょう。

 民間の駐輪場の中には定期利用客(月決め料金)が中心のところが8カ所、コインパーキングの一時利用のところが10カ所となっています。
@ の案のような駐輪場ができると影響を受ける、と想定されている駐輪場はどこのこと
なのか、そして、どの程度影響すると予測されるのか、明らかにしてほしいものです。
 その上で、本当に必要な対応策を検討するのであれば、市民からの理解も得られるのではないでしょうか。


以下に、畠山市長からの「回答書」のコピーを紹介します


駐輪場整備の要望書に対する回答書.jpg


posted by ひろみ at 08:23| Comment(0) | 自転車のまち上尾

2020年03月31日

No 66 上尾駅前「駐輪場のご利用を」、で済ませることか?

「広報あげお」4月号3ページ
「今月のイチ面」はご覧になられましたか。 


「春の全国交通安全運動」のよびかけと思いきや、
上尾駅前の、「駐輪場のご利用を」のよびかけです。


上尾駅周辺の駐輪場の案内図を掲載して、
「歩道など、公共の場所に自転車を置かないようにしましょう」
「※駅周辺の店舗をご利用の際は、各店舗所定の駐輪場をご利用ください」など書いています。

 3月末日まで強行してきた「放置自転車の一斉撤去」は止めるのか、それとも継続するのかについては、一言もありません。
 これまで自転車で駅前に出かけることを控えたり、駅前へ出向くこと自体をやめて協力してきた市民に対するお詫びはおろか、感謝の一言もありません。
 駅周辺の各店舗が、各店所定の駐輪場を持っようになったと言う話は聞いたことがありません。市が交渉してそれぞれに所定の駐輪場を持っていただいたと言うのであれば、それは、市が、市民に紹介すべきではないでしょうか。
 下手をすると、市民が各店舗の責任を追及したり、対立することになりかねません。

 最近は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、市外はもとより上尾駅前へ出かける市民が少なくなっていますので、駐輪場探しに困ることが減ってきたことは確かと思われますが、これは一時的なことに過ぎず、いずれ元に戻ると考えられます。
 駐輪場の増設を要望している市民の声に対して、どのように検討しているのかもまったく触れていません。
 そんなことで「みんなで作る安心安全なまちづくり」が進むと考えているのでしょうか。



「広報あげお」4月号3ページの記事のコピーを、以下に添付します。
 


img179 (2).jpg


 また、3月16日に畠山市長に提出した「要望書」の内容はこのブログでもご紹介していますが、再掲させていただきます。回答の期限(4月6日)が近づいています。

市長への要望書 駅前駐輪場の整備 B.pdf







posted by ひろみ at 11:30| Comment(0) | 自転車のまち上尾

2020年01月23日

上尾駅前自転車駐輪問題を考える

「自転車のまち上尾」の駅前は、
相変わらず「いかめしい取り締まりのまち」です。 


 1月22日(水)午後1時半、浦和へ住民訴訟の裁判で出かけた帰り、この頃は駅へ向かうときは徒歩が習慣になっていますので、私には自転車の駐輪の状況をウオッチすることも習慣になっています。
 赤いカラーコーンと、黄色と黒の縞模様の横棒で連結した囲いが舗道の中央部を厳めしく占拠している姿は、寒々としたまちの象徴のように感じられます。
さすがに我慢しきれなくなった市民が出てきたのか、ベンチがあるため囲われていない一角にチラホラと自転車が止められている姿が見受けられました。

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 駐輪場はどうなっているかと、ショーサン「谷津温泉」横の有料駐輪場の様子を見に行って見ました。相変わらずの満車でした。これでは、ちょっと買い物にこられた市民はホントに困っておられるものと思われます。

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調布市、京王線調布駅前の光景にショックを受けました。 

 先日、図書館の見学のために訪れた調布駅では、上尾駅前と余りに違う光景に驚きました。
まず、京王線調布駅は地下にあるのです。
 線路もガードも、踏切もなく、地上は広大な広場であり、人々の自由通路でもあります。
 自転車の姿はまったく見えません。
 出迎えてくれた地元の友人に質問してみたら、自転車の駐輪場は、広場の周辺に市営・民営
合わせて十分に設置されているとのことでした。
「文化会館たづくり」には、地下1階に420台分の駐輪場が設けられているそうです。


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笹沼良子さんからの寄稿をご紹介させていただきます。
山本市民生活部長へ、駐輪場問題で訴えた手紙文です。
 


前略、山本由紀子市民生活部長さま
 


 先日はご多忙な中お時間を割いて下さりありがとうございました。
 多方面から調査をし、駅前商店街などにも事前連絡等をした上、また自転車が置かれている場所にも再三の知らせをしていた上での強制撤去とのお話しでした。
 目に見えるところから自転車は無くなりましたが、市が考えているようにはいかなかったようです。12月は本当に大変でした。まるひろ、ヨーカ堂への買い物客が煽りを受けました。自転車が置けない状況が生まれてました。買い物が出来なかったわけです。当然店舗の売上にも影響が出たことと思います。
 
 市民は立看板は見えても意図は見ずのところがあります。立看板は風景のひとつになっていたように思います。看板あれど置いてある自転車があればその横に置いてしまう。
ちょっとの買物だからと置いてしまう。スペースがあるからと・・・。
 条例施行が1983年でしたね。長い年月経た駅前風景に見切り踏ん切りつけられ思い切った決行結果を如何お感じになられたでしょうか?  荒療治をしてからはどうされる予定でしたのでしょうか? お話しぶりでは決行した後に次を考えると受け止めました。
 
 他市の状況はとネット検索を試みました。各地で大きな課題なのですね。職員の方たちのご苦労を垣間見ました。
 悪質な放置駐輪と主婦のちょっと買い物駐輪をどのような形で見分けるのか? 掴みきれない中での今回の強制撤去とのことでした。事の是非はありますが決行されたわけです。これからの対策に走らなければならないと思います。実際悩みながら走っておられるご様子と受け止めました。
 
 試行錯誤しながらと言えど日々の市民生活があります。現状が続いているようでは行政の怠慢と市民は受け取ります。強制撤去してだんまり決め込むでなく、市民に駐輪対策を考えさせる必要があります。市が考えている対策案を市民に見える化して市民の不満を解消させて下さい。すぐに具体化できなくとも市の計画を聞かせて市民に納得と安心を与えて下さい。
 
 撤去後に月決めで契約された自転車はどのくらい増えたのでしょうか? 放置自転車がどのくらい解消できた契約件数だったのでしょうか? 一時預かり自転車はどのくらい増えたのでしょうか?
 駐輪場の空カウントに放置自転車と見なされたカウントは多くは重ならなかったと思います。置いてあった自転車のそのほとんどはちょっと買い物、ちょっと用足しの入れ替えで置かれた自転車だったのだと思います。
 
 こうならばありがたい、こうしてほしいの多くの意見を考慮し今後の対策を立ててほしいと思います。市民がどんなことを望んでいるのか? 望まないものを提供しても宝の持ち腐れになると思います。現にレンタサイクルシステムはいつの間にか撤去されています。建設に多額の資金を投入されたことでしょう。撤去費用も然りです。
 
 また、ひとつひとつの商店や企業の自己責任による駐輪対策は非現実的なことと思います。スペースがありません。また、店独自のものであっても客以外に使用されることが目に見えてます。本来の役割は果たせない、が実情だと思います。
 埼玉りそな銀行のサイクルラックは銀行開店前に塞がっています。銀行側でも何台分かの前に銀行利用者専用と表記しています。それでも足りないようです。東側道路沿いに置いてある自転車をよく見かけます。全くそんなスペースが無いみずほ銀行は銀行前にひしめき合った自転車が並んでいます。
 駅前駐輪対策は市が計画して行なう対策と思います。

 今回の件を市民は「放置自転車けしからん」でなく「市民と自転車と駅前の共存」との市民生活からの目線で行なってほしかったと思っています。
 このままでは市民は生活の足を奪われている状態である事は間違いありません。どうせ行っても駐輪出来ないならと駅周辺に足を運ばなくなります。駅周辺は電車を利用するだけの通過の場所になりそうです。そんな街にはさせたくない。駅前は人が行き交う街であってほしい。今の状況がいつまで続くのでしょうか。見苦しくもあり市民生活が排除されているような悲しい風景になってます。
 
 阪神大震災から25年。多くの建物が焼失した長田区駅前復興では多額の資金と長い年月が費やされました。評価がいろいろあります。
 私が最も気になりましたのは空き店舗の多さです。再開発後に戻ったのは4割程度です。「年月に時間がかかり、人が戻らなかった」とは戻った店主の指摘です。
 上尾市の駅前駐輪対策が後手後手になればなるほど人の流れの戻ることが遠のくことを懸念しています。

 今のところ私の智慧ではこれならの妙案が浮かびません。幸い昨年12月議会では3人の議員の方から多くの市民の声が寄せられているの発言があり、議員の間でもこの件には大きな関心があることを知りました。より多くの方や他市の事例等なりを参考にされ多角的な角度から上尾市の市民の需要に叶った対策を進めてほしいと思います。
 

  山本部長さんのお話しを聞きながら、これをクリアしてもこれが問題となりと、なかなか着地が見つからない難しい課題だと痛感しました。市民のモラルも大きな課題ですね。  
強制撤去後のサイクルラックの破損増には溜息が出ます。 ご苦労をお掛けします。が、よりよい解決に向けて奔走されたくよろしくお願い申し上げます。
草々
        2020年1月18日            笹沼良子





posted by ひろみ at 00:10| Comment(0) | 自転車のまち上尾