外出の自粛が長期化している下で、図書館の再開を求める声が高まってきています。
滞在や閲覧は無理でも、せめて予約した本の貸出だけでも再開してほしいという切実な声がかねてから寄せられており、特に、緊急事態宣言の期限が延長され「新しい生活様式」が提言されると同時に、博物館や図書館は再開することを容認する方針が政府から示されたことが、期待感を高めることにつながったと思われます。
加えて、5月8日の新聞で、さいたま市立図書館25館が再開の方向で具体的な検討を始めていることが報道されたことから、上尾でも検討を急いでほしいという声が聞かれるようになりました。
すでに、他の市民団体が感染防止に関することや、休業補償の要望と合わせて図書館の再開を求める要望を提出している情報も伝わってきています。
そうした下で、「上尾の図書館を考える会」は、5月10日に世話人会事務局会議をWeb会議方式で開催し、畠山市長へ、添付ファイルの内容の要望書(上尾市立図書館の開館を再開してください)を提出することを決めました。
本日、土屋代表と事務局大友が島田図書館長に面会して「要望書」を手渡すと共に、短時間でしたが懇談させていただき、要旨や、要望の理由についての説明を行った上で、館長から、基本的な考えをうかがいました。
政府の方針と、さいたま市の動きに注目し、上尾ではどうするかの検討を進めていること、
感染拡大防止を万全にしながら、どこまでの図書館サービスができるか、慎重な検討が必要と考えているとのことでした。
再開と同時に一度に大勢の利用者のみなさんが押し寄せられた場合のことも心配しており、利用者のみなさまにご理解とご協力をお願いしたいと思っています、との言葉も受けました。
島田館長は慎重で、「いつから再開できるかは煮詰まっていませんので、即答できる状態ではなく、しばらく時間をいただきたい」と述べており、私たちは、さいたま市に大きく遅れをとることのないように、スピード感を持って準備を進めてほしいと要請しました。
市長に提出していたPCR検査体制の整備を求める要望書への回答書はまだですが、実現されることは間違いないようです。
上尾市に早期にPCR検査体制の整備を求める「要望書」は、4月30日に提出して、5月14日までに回答をお願いしていましたが、数日間待ってほしいと連絡がありました。
本日(5月12日)に開催された市議会全議員説明会では、PCR検査センター設置計画の概要が説明されたと聴いていますので、要望が実現することは間違いないと思われますが、何時から改札されるかはまだ煮詰まっていないため、回答は少し遅れるものと受け止めています。
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