埼玉県に、PCR検査センター23カ所開設の早期実現を!
政府の専門委員会のメンバーが、現在までに確認されている感染者数の10倍位の人々がすでに感染している可能性が高いと心配しているにもかかわらず、検査の件数は相変わらずさして増えていません。
安倍首相は、1日2万件が可能と言っていますが、現実には多い日でも8000件くらいしかできていない実態が続いています。
5月4日に、安倍首相が記者会見の中で発表したPCR検査センター増設案は、「東京に12カ所を始め全国で20カ所」でしたので驚きました。数が一桁違うのではないでしょうか。
東京都では、4月半ばに医師会が47カ所を作る目標を打ち出して動いています。
そして、埼玉県では大野知事が、23カ所設置の目標を掲げて動き出していることは、先にもお伝えしてきた通りです。
PCR検査を急速に拡大して、感染者を発見し、隔離や保護を徹底しない限り、医療崩壊は防げないし、収束もあり得ないことは多くの医師や学者・研究者が述べています。
そうした中、埼玉県が23カ所の「発熱外来PCRセンター」の開設を実現することの意義は大きいと思います。
その中の一つを上尾市で早期に実現してほしいものです。
「埼玉県」のホームページに掲載された「かかりつけ医の紹介で診療・PCR検査を集中的に実施する検査センター(郡市医師会に委託)の設置」が、「新たな検査の流れ」であることは、下図に示されている通りです。左側の従来の流れと比較してご覧下さい。
これまで検査を受けられず待たされてきた人をスムーズに受け入れるとともに、潜在している感染者が気軽に検査を受けられるように、「地域の診療所(かかりつけ医)」が相談に乗って検査の必要性を判断し、紹介状を書くことで、「発熱外来PCRセンター」に受け入れてもらえることになり、検査を受ける人の範囲が大きく広がることが期待されます。
山中教授と安倍首相のネット対談をご紹介します。
5月6日夜の「ニコニコ生放送」の動画をご覧下さい!
動画の概要は、5月8日の「朝日新聞」が紹介しています。
ニコニコ生放送を収録した動画は以下のURLをクリックしてご覧下さい。
https://live2.nicovideo.jp/watch/lv325530752?ref=qtimetable&zroute=index
2020年05月08日
No 89 埼玉県に、PCR検査センター23カ所開設の早期実現を!
posted by ひろみ at 16:09| Comment(0)
| 新型コロナウイルス感染症
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