4月15日に予定していた「上尾の図書館住民訴訟」の
「第3回証拠調べ期日」は延期となりました。
新型コロナウイルス感染拡大防止のために、「緊急事態宣言」及び埼玉県の「外出自粛要請」等を踏まえ、埼玉県内の裁判所において、4月8日から5月6日までの間に実施される予定であった「期日」(口頭弁論期日や証拠調べ期日)は、一部の例外を除いてすべて延期されることになりました。
もし開廷される場合に備えて、原告並びにサポーター20人ほどは出廷または傍聴しようと準備を進めてまいりましたが、急遽取りやめることの連絡を差し上げることになりました。
5月6日過ぎに、感染拡大が落ち着いたら、改めて日程を調整して「期日」が指定されることになります。
今回の「証拠調べ期日」では、昨年11月6日に開かれた「第1回証拠調べ期日」での2人の証人(クライズ社の井上拓也社長と上尾市職員鈴木利男氏)に対する証人尋問では十分に究明できなかった点について、クライズ社の井上潔会長に対する証人尋問が必要であることを主張するために行われることになったものです。
その論旨をまとめた文書を「準備書面(11)」として、すでに裁判長に提出済みです。
また、その論旨を裏付け、または補強する内容で、エキスパートや専門家からの証言をいただいて「陳述書」として裁判長に提出しています。
1つは、上尾市議会議員の井上茂から、元上尾市職員として永年、市が必要とする用地買収の実務を担当してきた経験に基づき、進め方や手続きに疑問が多いことが具体的に明らかにされています。
もう1つは、2人のベテランの税理士さんがクライズ社の決算書5年分を分析して、上尾市に土地建物を売却することで、単に高額の利得を得たばかりではなく、その利益に対する税金もゼロで済ませていることは普通にはできることでなく、市からの綿密な協力を得られたことからこそできたことと考えられることを証言してくださっており、プロでなければなかなか分からない内容で説得力ある証言となっています。
長文ではありますが、「準備書面(11)」のファイルを以下に紹介させていただきます。
Pdfファイルを開いて目を通していただければ幸いです。
「準備書面(11)」のPDFファイルは以下の通りです。
上尾 準備書面(11)提出版・圧縮版.pdf
2020年04月13日
No 74 「上尾の図書館住民訴訟」の4月15日の裁判は延期となりました。
posted by ひろみ at 20:38| Comment(0)
| 上尾の図書館住民訴訟
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