2020年02月02日

No 44 ブロック塀問題に関わった職員への「懲戒処分」

1月31日、ブロック塀問題に関わった職員に対する「懲戒処分」が公表されました。 

当時道路課長(現都市整備部長)は、「停職1ヶ月」
当時都市整備部次長(現会計管理者)は、「戒告」
 


詳細は、市のホームページを参照して下さい。
https://www.city.ageo.lg.jp/page/016120013101.html

同時に、2月1日付け人事異動の発令が行われました。 

都市整備部長だった宮口達也氏は、総務部危機管理防災担当主席副参事へ異動。
会計管理者だった蜩c浩史は、子ども未来部主席副参事へ異動。
いずれも降格とされた異動です。

「懲戒処分」はあまりにも軽く、実質的な懲戒は人事異動で行われたと思われますが、それでも、民間企業における「懲戒処分」に比べると「甘い」と感じる市民が多いのではないでしょうか。
 昨年の市議会9月定例会に提案された「市長と副市長の給与を10%、市長は3ヶ月間、副市長は2ヶ月間減給」が、議会では否決されたままになっています。
職員への「懲戒処分」をこれで済ませたことは、「市長と副市長」の責任の取り方にも連動するものと考えられ、市議会3月定例会にどのような再提案がなされるか、新議会ではどのような審議がなされるか、が注目されます。

「ブロック塀工事問題を公正取引委員会に通知する方針」
を固めたことも、新聞に報道されました。
 


 市のホームページにはまだ公表されていないのですが、新聞社からの問い合わせには答えたものと考えられます。
 ブロック塀工事問題のことは、議会の100条委員会での証人喚問によって解明が進み、
新井元市長、小林元議長、畠山現市長の3人に対する「告発」が市議会12月定例会において全会一致で可決されました。
 それを受けて、官製談合防止法違反、公正取引法違反などの疑いについての市の対応が検討されていることが分りました。議会と市民に対しての説明が早急に求められます。

1月31日と2月1日の新聞報道をご紹介します。 

img138 (2).jpg


 1月19日の本ブログNo 40の記事に誤りがありました。
お詫びして訂正させていただきます。

 京王線調布駅前の自転車駐輪場について「広大な駐輪場が地下に設けられており」と記していますが、実現できているのは広場に近い「文化会館たづくり」の地下の420台分であり、広大な広場の地下に作る計画案は、反対があって中止されたとのことです。


posted by ひろみ at 23:26| Comment(0) | 100条調査特別委員会
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