議長・副議長、及び、各委員の委員長・副委員長が選出されました。
委員長・副委員長は全会派から選出され、これまでとは大違いの変化が実現されました!
月9日、9時半から、新議員による初の議会として第1回臨時会が開催されました。
傍聴席から見て右手の席には、3人掛け、3列で合計9人の座席に「彩の会」の議員が着席していました。
中央の4人掛け3列で合計12人の座席には、公明党の5人と「政策フォーラム・市民の声あげお」の7人が着席し、左手の3人掛け、3列で合計9人の座席には、無会派の4人と日本共産党の5人が着席していました。
一目瞭然にこれまでとの会派構成の違いが目立ちましたし、若い議員が増えて、フレッシュな議会へと変化したことが感じ取れました。
議会事務局長から、恒例により仮議長として、最年長議員を指名することが宣言され、日本共産党の池田達生議員が議長席に着いて挨拶し、開会しました。
畠山市長が新議員の当選を祝すと共に、今年は「信」の字を大切に市政を進めていきたいと挨拶し、執行部の3役(市長・副市長・教育長)並びに、14人の部長職を紹介しました。
議長には大室尚議員、副議長には長沢純議員が当選
続いて議長選挙が行われ、30人全員が投票し、立会人3議員の立ち会いの下、開票作業が行われた結果、有効投票は28票,無効(白票)は2票でした。
得票数は、大室尚議員が14票、井上茂議員が13票、浦和三郎議員が1票で、大室尚具委員が当選と決まりました。僅差の選挙結果でした。
大室尚新議長から受諾の挨拶を受けた後、副議長の選挙が行われ、開票の結果は、有効投票28票、無効(白票)は2票と、議長選と同じでした。
得票数は、長沢純議員14票、小川明仁議員が12票、井上茂議員が2票で、長沢議員が当選と決まりました。
長沢副議長からの挨拶を受けた後、暫時休憩に入り、再会されたのは11時50分でした。
その間、代表者会議が開催され、各委員会の委員長・副委員長の選出について、協議が行われていました。
最大会派「彩の会」から、6つの委員会のうち3つの委員会の委員長は彩の会に与えてほしいとの申し入れがされたことを巡って議論されたとのことです。
結局、代表者会での協議でこの申し入れを了解するに至らず、各委員会毎に選挙を行うことを基本にそれぞれ論議することになりました。
各委員会の構成メンバーと委員長・副委員長一覧
選挙の結果、同数で決まらないところは抽選で決定するなどもあり、結果は別表の通りでした。
6つの委員会(6人の委員長)に当選したのは、
「彩の会」=2人(総務、議会運営)、
「政策フォーラム・市民の声あげお」=3人(文教経済、都市整備消防、議会法編集)、
「日本共産党」=1人(健康福祉)でした。
「公明党」はゼロで終っています。
副委員長に当選したのは、
「彩の会」=1人(総務)、
「政策フォーラム・市民の声あげお」=1人(議会運営)
「日本共産党」=2人(都市整備消防、議会報編集)
「公明党」=1人(健康福祉)
「無会派」=1人(文教経済)
議長・副議長は、代わり映えしませんでしたが、委員長、副委員長は大幅に、一挙に変わることになりました。
今後、「議会改革特別委員会」「予算員会」「決算委員会」なども編成していくことになりますが、それらも注目されます。
これから4年間、「上尾の市議会は変わった」と言われるようになるように、議員諸氏の努力を期待したいものです。


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要は市議会が円滑に運営され、特定のグループ、個人、階層などの利益代表に特化して、
相互に不倶戴天の敵の関係となって会話が成立しないような議会運営、市政運営は止めてほしいということです。ガチンコで意見をぶつけあい、相手の意見をよくよく確認した上での多数決でなければならないし、またそうした上での多数決であれば、多数決による強行も必要な時があると思います。
この体制が4年間持続したら、是々非々で物事を決定して行くことが定着するのではないでしょうか。
無会派の4人の議員の動きに注目し続けたいと思っています。