さいたま市立図書館は、早期に再開すると表明!
全25館で、予約を受けた図書の貸出から開始
さる5月7日、さいたま市立図書館は、図書の貸し出しを求めている市民団体との協議の中で、部分的に業務を再開することを表明しました。
さいたま市立図書館は全25館が3月2日から、2ヶ月を超えて休館を続けて来ており、緊急事態宣言が延長されることが決まった5月4日の時点では5月31日まで休館を継続するとしていました。(ただし、電子書籍はホームページで貸出を続行していました)
しかし、政府が博物館や図書館の再開は認める方針を示したこともあり、市民団体からの申し入れもあって、再開を決断したものと思われます。
予約を受けたままになっていた図書5〜6万点の貸出からはじめ、次に新規の予約を受け付けた書籍の貸出へと広げ、段階的にサービスの拡大を検討していく方針です。
中央図書館の館長は、「国の指針があったからではなく、図書館としてできることをやっていこうと思っている」と「埼玉新聞」の取材に答えています。
「上尾の図書館を考える会」では、明日5月10日、
webミーティング方式で世話人の会議を開催して、
市長と教育長に、図書館の再開を求めることを協議します。
上尾市立図書館は、3月6日から突如全面的に休館して今日まで休館を続けており、5月4日に政府が「新しい生活様式」を示した中で、博物館や図書館などの文化施設の再開を認める方針を明らかにしたことに対しても、今のところ何のコメントも表明していません。
すでに、市民の中からは、「上尾市でも図書館を再開してほしい」との声が出されており、さいたま市で再開されたことが知れ渡れば、再開を望む声は急速に広がるものと思われます。
さいたま市に続いて上尾市でも、コロナウイルス感染対策についてはしっかりと対応しながら、図書館の再開を実現できるよう知恵を出し合うようにしたいものです。
2020年05月09日
No 90 さいたま市立図書館の再開について
posted by ひろみ at 15:27| Comment(0)
| 上尾の図書館