2020年05月12日

No 93 図書館の再開を求めて要望書を提出しました。

「上尾の図書館を考える会」が、上尾市立図書館の再開を求めて畠山市長への要望書を提出しました。 

 外出の自粛が長期化している下で、図書館の再開を求める声が高まってきています。
 滞在や閲覧は無理でも、せめて予約した本の貸出だけでも再開してほしいという切実な声がかねてから寄せられており、特に、緊急事態宣言の期限が延長され「新しい生活様式」が提言されると同時に、博物館や図書館は再開することを容認する方針が政府から示されたことが、期待感を高めることにつながったと思われます。
 加えて、5月8日の新聞で、さいたま市立図書館25館が再開の方向で具体的な検討を始めていることが報道されたことから、上尾でも検討を急いでほしいという声が聞かれるようになりました。
 すでに、他の市民団体が感染防止に関することや、休業補償の要望と合わせて図書館の再開を求める要望を提出している情報も伝わってきています。
 そうした下で、「上尾の図書館を考える会」は、5月10日に世話人会事務局会議をWeb会議方式で開催し、畠山市長へ、添付ファイルの内容の要望書(上尾市立図書館の開館を再開してください)を提出することを決めました。
 本日、土屋代表と事務局大友が島田図書館長に面会して「要望書」を手渡すと共に、短時間でしたが懇談させていただき、要旨や、要望の理由についての説明を行った上で、館長から、基本的な考えをうかがいました。
 政府の方針と、さいたま市の動きに注目し、上尾ではどうするかの検討を進めていること、
感染拡大防止を万全にしながら、どこまでの図書館サービスができるか、慎重な検討が必要と考えているとのことでした。
 再開と同時に一度に大勢の利用者のみなさんが押し寄せられた場合のことも心配しており、利用者のみなさまにご理解とご協力をお願いしたいと思っています、との言葉も受けました。
 島田館長は慎重で、「いつから再開できるかは煮詰まっていませんので、即答できる状態ではなく、しばらく時間をいただきたい」と述べており、私たちは、さいたま市に大きく遅れをとることのないように、スピード感を持って準備を進めてほしいと要請しました。

img211 (2).jpg


市長に提出していたPCR検査体制の整備を求める要望書への回答書はまだですが、実現されることは間違いないようです。 

 上尾市に早期にPCR検査体制の整備を求める「要望書」は、4月30日に提出して、5月14日までに回答をお願いしていましたが、数日間待ってほしいと連絡がありました。
 本日(5月12日)に開催された市議会全議員説明会では、PCR検査センター設置計画の概要が説明されたと聴いていますので、要望が実現することは間違いないと思われますが、何時から改札されるかはまだ煮詰まっていないため、回答は少し遅れるものと受け止めています。




posted by ひろみ at 22:14| Comment(2) | 上尾の図書館を考える会

2020年05月11日

No 92 「感染差別」は、深刻な問題、

「感染差別=誹謗、中傷、差別等」は、深刻な問題。
「感染防止の障害になる」ばかりではなく、
「かえって感染を広げる原因になりかねません」


 感染者ばかりでなく、医療従事者やその家族に対しても「感染差別」が激しくなっており、医師、看護師、検査技師など医療従事者の疲労困憊に輪を掛けることになっています。
 医療崩壊にストップをかけるためには、医療従事者の方々に頑張っていただくことが欠かせない要件であることは、誰しも分かっていることです。
 そうした差別を恐れて、症状が出ているのに我慢して、治療を受けないとかPCR検査を受けようとしない人が増えると、家庭内感染ばかりではなく、地域での感染を拡大することになりかねないことも、誰にもわかることです。
 ところが、これまで、これらのことを繰り返して呼び掛ける努力が足りなかったように思われます。
 緊急事態宣言の対象が全国に広げられた時期に、広島県知事が県民にこのことを強く訴えたことが話題となりました。
 しかし、政府のよびかけはまだまだ不十分ではないでしょうか。
先日政府の専門家会議が提言した「新しい生活様式」の「実践例」をみても、国民ひとり一人の自粛的な努力ばかりが細々しく強調されているように感じます。
 PCR検査センターの整備を進めるに当たっては、早期に検査を受けること、感染が発見されたら速やかに保護や治療を受けること、それは、早期に回復するため、そして感染源となる心配をなくすることであり、収束に至るための協力でもあることをしっかりよびかけることが大切だと考えます。
 上尾市でもPCRセンターの設置が実現したら、その時期を転換点として、医療従事者や
介護事業従事者、保育所や学童保育所の職員、学校の教職員など全員検査を受けることで検査についてのイメージチェンジを図ることが必要ではないでしょうか。


「軍隊を持たない国」として有名な国「コスタリカ」が、
新型コロナウイルス感染の抑止成功かと注目されています。


5月11日の「埼玉新聞」に掲載された記事を紹介させていただきます。
 コスタリカの人口はほぼ500万人です。感染者数は780人、死者数は6人。
 お隣の国パナマの人口は418万人です。感染者数は8千人以上、死者数は200人以上。
 大きな違いがあります。軍がない代わりに、保健が充実しているコスタリカ。
 詳細は、記事をご覧下さい。
 記事の画面をクリックすると大きな画像となります。

img210 (2).jpg




posted by ひろみ at 22:53| Comment(2) | 新型コロナウイルス感染症

2020年05月10日

No 91  PCR検査センターの設置を求める要望書について、議長からの回答をいただきました。

PCR検査センターの設置を求める「要望書」に対して
大室 尚議長より、喜ばしい回答をいただきました。


 4月20日の本ブログNo 84でご紹介した「要望書(早急に上尾市内にPCR検査体制を整備してください)」に対して、上尾市議会大室尚議長より、5月8日付けの「要望書に対する回答について」と文書で回答をいただきました。
 そこには、「上尾市内におけるPCR検査体制の整備につきましては、上尾市議会新型コロナウイルス対策支援本部会議を通じ、市長に対し要望を行っているところです。市から財政措置等が提案された場合は、市議会として支援に努めてまいります」と書かれています。
 新型コロナウイルス対策については、超党派で議会としても一致して進めて行こうとしているように感じます。
 市議会では、5月12日に全議員説明会を開催し、市長はじめ執行部から新型コロナウイルス感染症対策の取り組についての報告がなされる予定です。
その報告の中の一つとして、発熱外来PCRセンターの設置計画の内容や、そのための費用の見込みなどが報告され、理解と協力が求められるものと予想されます。
 市長へも提出している同じ「要望者」への回答は14日までに回答をいただける予定です。

以下は、大室議長からの回答書のコピーです。

img209.jpg





posted by ひろみ at 23:18| Comment(2) | 新型コロナウイルス感染症