PCR検査実施件数は、わずか425件
相談件数対比検査実施率は、1.37%に過ぎません
全国の都道府県の中で下から2位
「緊急事態宣言」指定の7都府県の中では最下位
「隠れ感染者」が多くいることが推察されます!
都道府県別の「帰国者・接触者相談センター」への相談件数と、相談外来・PCR検査実施件数が分りました。
厚労省公表資料より作成された「都道府県別一覧表」によると、上記の結果が読み取れました。
埼玉県は、相談件数では東京都の41,105件に次ぐ第2位の31,111件であったことも分りました。
相談センター経由でない検査も含めたPCR検査人数総数は、4月8日現在で54,284人になっていますが、埼玉県は1,839人であり、東京の4,992人、神奈川県の2,203人に比べて遅れをとっています。
こうしたデータは、新聞などで、もっと誰にもわかりやすく公開してほしいものです。
なぜ、このような結果になっているのか、県は、県民に説明する責任があると思います。
同様に市町村別のデータを公開して、市町村に説明を求めることができるようにしてほしいとものです。
朝日新聞の今朝の24面に、新潟市では、1ヶ月半前から、独自に「ドライブスルー方式」の検査を保健所が開始して、すでに500件の検査を実施したことが紹介されていました。
市でも、やる気になればできることが実証されており、埼玉県や上尾市でもどんどん始めてほしいと思います。
そうでなければ安倍首相が言うように月間2万件のPCR検査を早期に実現することは難しいのではないでしょうか。
「新型コロナの都道府県別PCR検査数等の一覧表」は以下の通り

「岩波書店」が、無償でPDF版の論文を公開!
藤原辰史京都大学准教授著
「パンデミックを生きる指針――歴史研究のアプローチ」
「この文章は岩波新書HP『B面の岩波新書』に掲載されたものです。」
「著者の許諾を得て、PDF版をアップしました。」
「このPDF版は自由に印刷・複製して頂いて構いません。」
「ぜひ多くの方に読んでいただけるようご協力ください」
と冒頭に明記されています。
先に読まれた方がこの言葉を受け止めて、何人かの知人・友人に送ってくださったのが拡散して私の手元にも届いたのだと思います。
すでに他の方から受け取られた方がおられましたら、パスしてください。
読ませていただいて、私も希望を求め、楽観的に考えがちのひとりではありますが、感銘を受け、多くの友人・知人に紹介したいと考え、このブログに掲載させていただく次第です。
以下のPDFファイルをクリックして、ご覧ください。
434291_59362cd22dfb4b998a9da1bf76c09c5aパンデミックを生きる指針、藤原辰史.pdf