2020年04月04日

埼玉県内の新型コロナウイルス感染症発生状況のわかりやすいマップが公表されました

新型コロナウイルス感染症の県内の発生状況.pdf
上記のpdfファイルをクリックしてご覧ください

上尾市の近隣では、伊奈町と北本市がゼロを持続しています。
上尾市は1人を持続しています。

posted by ひろみ at 23:34| Comment(0) | 新型コロナウイルス感染症

No 69 「上尾市図書館の在り方」について「市民への説明会の開催を求める要望書」に対する回答

「上尾市図書館の在り方」について、
「市民への説明会を開催することを求める要望書」
に対する畠山市長からの回答書が届きました! 


 3月18日に図書館長へ手渡して提出した「要望書」への回答書が、3月31日に市長の決裁を得て、郵送されて私の手元へ3月2日に届きました。
 遅滞なく回答いただけたことは、ありがたく思っております。
 私どもの「要望書」は畠山市長だけではなく、池野教育長にも当てて提出しておりましたので、池野教育長も、市長の前に決裁しておられるものと理解しております。 
 回答の内容は、以下に、全文のファイルを添付してご紹介させていただきますので、市民のみなさまに目を通していただきたいと存じます。

 僭越ではございますが、要望書提出者の上尾の図書館を考える会・土屋豊子世話人代表に代りまして、事務局長の大友より、回答内容についてコメントさせていただきます。

@ 冒頭に、「『上尾市図書館の在り方』につきましては、上尾市図書館協議会の立場から作成された答申であることから、現在のところ、説明会は予定しておりません」と書かれている点については納得できるものではありません。
 図書館協議会は、図書館法第14条に基づいて公立図書館に置かれており、「図書館の運営に関し館長の諮問に応ずるとともに、図書館の行う図書館奉仕につき、館長に意見を述べる機関とする」と定められています。
委員は、社会教育や学校教育の関係者、地域住民組織の役員、学識経験者等から選任されており、協議会は本来、市民の声を図書館の運営やサービスに反映することを期待されていると考えられます。
 「上尾市図書館の在り方」は、今後の図書館サービス計画の検討に当たっての理念や基本方針に関わる内容を律する重要な文書となるものであるはずです。
 館長はそれを尊重する義務があるはずと考えますし、「答申」を棚の上に置いておくのではなく、市民に公開して、市民の意見も聴き、両方を次の計画検討に生かすことが望まれます。
  市民に説明することを拒むことは、市民の意見を聴くことを拒むことにもつながる残念な姿勢と感じられ、改めてほしいことです。
  幸い、「現在のところ」と書かれており、再考の余地はあるようですので、前回の計画が中止となった苦い経験を踏まえて、市民の声を聴くことに努めていただきたいと思います。

A 「答申案の内容については、市ホームページ等でお知らせするとともに、今後、実施を予定している座談会等で説明したいと考えております。」と述べていますが、座談会のことは具体的に説明されていません。
説明会に代る内容を含む座談会ということであれば、一概に否定するものではありませんが、大事な説明会を片手間の報告だけで済ませることになるようでは到底賛成すること はできません。

B 「第2次上尾市図書館サービス計画に代る新たな計画の策定については、館内アンケートや、パブリックコメント等により、市民の皆様のご意見を聴取しながら進めて参りたいと考えております。」と述べている点は、前回の計画策定の時と全く同じ手法の繰り返しに過ぎず、これでは、市民の声を聴く気が無いと受け止めざるを得ません。
「なんの反省もなければ、工夫すらない」、市民に向き合って説明し、意見を聴くという姿勢がない、などと市民から批判されることは気にしないということなのでしょうか。
 前回はそれでも議会で承認されましたし、市民の力も弱かったので、まかり通ってしまったわけですが、今度は議会のチェックも厳しくなると思われますし、市民も経験を積んでいます。前回の反省を深めて、進め方を抜本的に変えない限り新たな図書館サービス計画の策定は進まない、と認識を新たにしていただくことが必要ではないでしょうか。

C 「第6回協議会は、新型コロナウイルス感染症対策のため延期とさせていただいており、次回会議及び答申につきましては、委員長と調整の下、改めて決定してまいりたい」とのことですが、私は妥当な判断と思っています。
  第5回協議会に提案されていた「答申」(案)は、分館・分室の維持や改善(老朽化対策)のことは出されていましたが、図書館本館をどうするのかについては何も触れられていませんでした。
 肝心要の検討課題について「図書館協議会」の意見を答申してもらうようにしていないのでは、「上尾の図書館の在り方」の内容は片手落ちといわざるを得ません。
 そのような答申を急いで出していただいても意味があるのかどうかが問われるのではないでしょうか。
 
 以上のことから、私は、「上尾の図書館の在り方」の検討の進め方そのものの見直しを求めることが必要になっていると感じています。
 図書館の問題に関心が深い市民のみなさま、どうぞご意見をお聞かせください。


 畠山市長からの回答文書

img183 (2).jpg




posted by ひろみ at 14:11| Comment(2) | 上尾の図書館