2020年02月29日

No 52 上尾の図書館は休館せず、通常通り開館を続けます!

上尾市立図書館は、通常通り開館を続けます!
図書館のホームページが以下の通り更新されました。 



新型コロナウイルス感染拡大防止についてのお願い 
                        掲載日:2020年2月28日更新

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、図書館利用者の皆様には、次のとおりご理解とご協力をお願いいたします。

お願い

1. 風邪やインフルエンザ対策と同様に、咳エチケット(マスクの着用等)や頻繁な手洗い、手指消毒など感染症対策に努めるようお願いいたします。
2. 体調に不安がある場合には、ご来館をお控えくださいますようお願いいたします。
3. 図書館内にアルコール消毒液を用意してありますので、ご利用ください。
4. 図書館職員は、マスクをつけて対応させていただく場合もありますので、あらかじめご了承ください。


他市の対応を調べてみました。

 2月27日、新型コロナウイルス感染症対策本部の会合で、安倍首相が突然「3月2日から春休みまで小中高学校の臨時休校を行うよう要請する」と発言したことから、全国の都道府県と市町村ではパニック状態に陥ったと報じられています。
 学校は休校、しかし、逆に、保育園や学童保育所はしっかり子どもたちを預かってほしいといいい、具体化の判断は、各設置者に検討してほしいと言っているのですから、突然に要請された(押しつけられた)側が大慌てになることは当然です。
 結果として、都道府県により、また市町村により、少しは対応が違ってきています。
 学校だけではなく、社会教育施設である公民館、図書館、博物館にも休館する市町村が出てきています。
 しかし、これらについては安倍首相が言及していなかったことから、休館はせず、イベント(講演会や、読書会、読み聞かせなど)だけ中止や延期する対応にとどめているところが多いようです。
 私が見学したことがある図書館が、それぞれどのように対処しているか、ホームページを検索して調べた結果を以下にご紹介させていただきます。

埼玉県内の図書館

*桶川市立桶川駅西口図書館 指定管理者に運営を委託
  3月3日から、当面の間 貸出し受け渡しのみ
  学習席、閲覧席、その他利用者が滞在する席及び部屋の利用は休止
*さいたま市立図書館 直営が24館、大宮図書館は指定管理者に運営を委託
  3月2日〜15日 
  全25館とも臨時休館
*小川町立図書館 直営
  イベントを中止もしくは延期
  臨時休館はしない
*飯能市立図書館 直営
  イベント及び多目的ホールの利用は中止
  臨時休館はしない

都内及び近県の図書館

*調布市立図書館 直営
  3月2日〜15日
  お話会や読書会など中止または延期
*大和市立中央図書館「シリウス」 指定管理者へ運営を委託
  3月2日〜15日 閲覧席の利用や書架への出入りはできない。 
  予約資料の受け取りと自動返却機による返却資料受け取りのみできる。
*海老名市立図書館  指定管理者へ運営を委託
  3月5日〜15日 臨時休館
  予約受付も、予約した資料の受け取りもできない。返却は返却ポストで可能
*浦安市立中央図書館 直営
  2018年12月から改装工事中で休館しており、3月24日リニューアル・オープン
  分館は3月2日〜15日 臨時休館

 指定管理者へ運営を委託している図書館は、例外なく臨時休業か、貸出しのみ。
 臨時休館はせず、イベントのみ中止や延期で頑張るのは、直営の館だけです。
 調布市立図書館、小川町立図書館、飯能市立図書館など、臨時休館をせずに頑張る図書館はすごいと改めて感心させられました。
 上尾市立図書館も、本館だけでなく分館も含めていつも通り開館を続けることになったことは、良かったと思います。
 新型コロナウイルス感染拡大防止のお願いについては、市民もしっかり協力して、お互い様、感染しないように心がけたいものです。


市の財政のイロハ、予算の見方がわかる
「3.20学習交流会」開催のご案内 


自治体財政のイロハを学ぶ  修正案.pdf

クリックして、pdf ファイルを開いてご覧ください。



posted by ひろみ at 23:00| Comment(2) | 上尾の図書館

2020年02月27日

No 51 上尾市議会・令和2年3月定例会が始まりました

上尾市議会3月定例会が始まりました。 

 2月20日・開会日に議案が一括提案されました。
 今議会の主要な議案は、「令和2年度当初予算案」です。
 市民生活に直結する重要な政策(保育所の統合計画や、小・中学校の体育館へのエアコン設置、コミセンの大規模改修計画など)が予算案として盛り込まれていますので、新議会がどのように対応するかが注目されます。 
 予算案以外にも、ブロック塀事件のような不祥事を繰り返さないための「職員倫理条例」(案)の再提案や、市長・副市長の監督責任を取る減俸の再提案など、今度は議会の合意が得られるのかが注目されます。
 2月26日には、「提案に対する質疑」が行われ、8人の議員が質問したのに対して、それぞれ関係部署の部長が答弁しましたが、質問者の納得が得られたとは思えない答弁で終っていた点が多かったように感じられました。また、市長が一切答弁に立っていないことから、今後の予算特別委員会や、各常任委員会、そして一般質問で活発に議論が交わされることになることが予想されます。

上尾では初めて「予算特別委員会」が設置されました。

 今年から予算特別委員会が設置され、これまでは各常任委員会で分担して予算案の審議が行われていたのが、今回は、予算特別委員会で集中的に審議されるようになりました。
 議会としての予算案の審議に掛ける時間が多くなることは、改善と言えます。
 2月26日の議会で選出された委員の体制は以下の通りです。

上尾市議会・予算特別委員会の構成(14人) 
役職     氏名      会派
委員長   田中 一崇    彩の会
副委員長 秋山 かほる    無会派
委員    尾花 瑛仁    彩の会
委員    佐藤 恵理子   無会派
委員    新道 龍一    彩の会
委員    星野 良行    彩の会
委員    樋口  敦     政策フォーラム・市民の声あげお
委員    矢口 豊人    政策フォーラム・市民の声あげお
委員    新藤 孝子    共産党
委員    前島 るり    公明党
委員    海老原 直矢   政策フォーラム・市民の声あげお
委員    鈴木 茂     政策フォーラム・市民の声あげお
委員    池田 達生    共産党
委員    道下 文男     公明党
   

一般質問での質問事項が、以下の通り出そろいました。

 関心のある項目の質問を傍聴したり、家庭で議会中継をパソコンで見る市民が増えることを期待して、情報提供をさせていただきます。

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上尾市の予算案に関する新聞報道を掲載させていただきます。

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posted by ひろみ at 23:35| Comment(2) | 上尾市議会本会議

2020年02月26日

No 50 調布市立図書館の「実践の3本柱」と「基本方針」

3,調布市立図書館の実践の3本の柱 

(1)第一の柱 図書館網(ネットワーク) 
 
 中央図書館+分館10館 (この点は「概況」の中の「分館」でも紹介した通り)
 ・「どこでも」歩いて10分で図書館を利用出来る
 ・800mに1つ
 ・人口2万人に1つ
 ・小学校区2つに一つ(調布市立小学校数は20校、中学校は8校)

(2)第二の柱 児童サービス 

 ・図書館活動を支える大きな力になるのは子どもたちである。
 ・図書館利用者の半数は子どもたちである。
 ・子どもたちへの徹底したサービスは,明日の良き読書人を創造する。
   (おはなし会は、ボランティアではなく、職員がやる。)
 ・選書(本を選ぶことと提供することとをセットで取り組む)
  域の中で自主的な文庫=ミニ図書館を維持していく必要がなくなってきたものと考え
  られます)
 ・学校との協力事業(全館が分担して近隣の小学校2校または1校を支援) 

(3)第三の柱 集会行事活動 

 “市民に対する読書の啓発と図書館利用の促進を図ると同時に、読書によって生まれた
  学習意欲と,市民の文化的要求を育てる文化創造の拠点となる“
 ・『中小都市における公共図書館の運営』(通称『中小レポート』)
   1963年(昭和38年)日本図書館協会より刊行された中小公共図書館運営の指針で
   ある。
 ・『ユネスコ公共図書館宣言』(1972年)を参考に。  
   「公共図書館は、民主主義に支えられ、人びとが民主主義を支える教育を受ける
   施設であり、生涯にわたって学ぶことができる施設」と定義され、世界平和のた
   めにも、すべての国で公共図書館の整備充実を図ることを呼び掛ける宣言をして
   います。
 ・講座・講演会の開催
 ・読書会の開催
 ・調布ブッククラブ(現『アカデミー愛とぴあ』)=生涯学習団体が対応。
  地域の読書会17を含む俳句・短歌・随筆・小説など創作サークル、研究サークル、
  合計40サークル、登録会員431人を擁する。
  事務局は、文化会館たづくり10階 調布市立図書館読書推進室

4,調布市立図書館の基本方針及び運営方針 

(一)基本方針 

 調布市立図書館は,分館網の整備・充実をすすめることにより、いつでも、どこでも、
だれでも気軽に利用できる市民の書斎であり続けるとともに、地域に根ざした市民文化
の創造に寄与するため、市民の参加と協同を得て、積極的な図書館活動を展開する。

(二)運営方針 

(1) 市民の豊かな読書生活を保障し、調査・研究を支援する機能をさらに
  発展させるとともに、新しい情報通信技術の活用により、市民のための
   「地域の情報拠点」として、市民に役立つ図書館をめざす。
(2) 子どもに良い読書環境を提供するために、全館に質の高い図書を揃え、
  図書館内外のあらゆる機会をとらえて、積極的な児童サービスを展開す
  る。
(3) 図書館を利用するうえで、困難な条件にある高齢者や障がい者などを
   支援するとともに、一層の情報バリアフリー化をすすめる。
(4) 文化創造の拠点として積極的に図書館活動を展開し、市民の身近なと 
ころで文化事業を実施する。また、読書団体との連携により、読書推進
事業に取り組む。 
(5)  図書館活動に市民の意向を反映するために、図書館協議会や利用者の
   懇談会などでの意見を尊重するとともに、図書館ボランティアの充実を
   図るなど、市民との協働による図書館運営を推進する。
(6)  図書館サービスの発展を保障するために、職員に対する継続的研修を
   行い、司書業務に係る専門的資質の向上に努める。
                        平成17年1月27日

 この『基本方針』と『運営方針』は、平成17年(2005年)1月27日に発表されて以来15年間掲げられ続けてきました。
 掲げられただけではなく、営々と実践の努力が積み重ねられてきたことが感じられます。
 調布市立図書館で働く職員にとって、ミッション(使命)の宣言とも言うべき文書となっていたものと考えられます。
 こうした努力をしてきた職員集団がいて、それを応援し、協働する市民がいたからこそ、今日の調布市立図書館があるのだと思われます。





posted by ひろみ at 23:34| Comment(0) | 他市の図書館ウオッチング