2019年12月06日

畠山市長と新井元市長が同時に『告発』されることになりました

 速報 
本日の第11回100条調査特別委員会で
畠山 稔市長と、新井弘治元市長の
「告発」を全会一致で議決しました!


理由は、
11月24日・25日に開催した「証人喚問」での「証言」について、
畠山市長は、「証言を拒否」したこと、
新井元市長は、「虚偽の証言」をしたこと、
でした。詳細は以下の通りです。
 


畠山市長は、新井元市長及び小林前議長と会食したことを証言していながら、@会食した飲食店の名前については、「お店に迷惑をかけるから」、と証言を拒否していました。また、A食事代は誰が支払ったのかについては、「お金のことだから」、と証言を拒否していました。
糟谷委員から、「畠山市長が述べた理由は、2点とも証言を拒否する正当な理由とは言えない。」、井上委員からは、「大室委員長が、証言しないと「証言拒否」という違法行為に該当することになりますと述べて証言を促したのにもかかわらず、それでも拒み通したことは許せることではない。」などの意見が出され、星野委員から、「告発しても検察庁が起訴しないかも知れないという弁護士からの見解もある」との参考意見もありましたが、裁決の結果、全会一致で告発することが議決されました。

 新井元市長については、海老原委員から、「新井元市長は、『自分から畠山市長に電話した事実はない』と証言していたが、畠山市長の携帯電話の留守録に、新井元市長からの通話記録が残っていたことは動かぬ証拠であり、新井元市長の証言は『偽証』と言わざるを得ない」
との意見が出され、他には意見がなかったので、採決に入りました。
結果は、この件も全会一致で、告発することが議決されました。

小林前議長のことは今回何も提案されませんでしたが、次回は12月20日、13時30分から開催(変更の可能性有り)と提案され、了承されました。
 メディアの取材は多かったので、明日の新聞各紙には大きく報道されると思われます。


posted by ひろみ at 17:08| Comment(0) | 100条調査特別委員会

2019年12月05日

「落選議員が補正予算案を審議???」

12月の市議会は、選挙の前の議員によって審議が行われます 

 
昨日から市議会の特別委員会が旧議員で開催されています。
先日の選挙で、議員が大幅に入れ替わっただけに、疑問を感じます。
このやり方が当たり前のことなのだろうか? と問題提起されたブログ「かまちょ図書館」の記事を紹介させていただきます。

落選議員が補正予算案を審議???
 

2019-11-20 (Wed)
 上尾市議会選挙が12月1日に行われ、新議員が選出される。一方、上尾市議会は12月定例会を11日に開会予定だ。議員の任期満了は12月31日なので、12月定例会は落選議員を含めた旧議員が行うことになる。

 毎日新聞(デジタル毎日2019年11月19日地方版)には、
「落選議員が補正予算案を審議――? 埼玉県上尾市議会は、12月1日の市議選投開票後の同11〜24日に12月定例会を開く方向で調整している。任期満了日が同31日であるため、選挙後の定例会は長年の慣例となっており法律上の問題はないが、台風19号被害対応などの補正予算案の審議に落選した議員が加わる可能性がある。
専門家は『議会が自主的に対応策を検討すべきでは』と指摘する。市選挙管理委員会によると、任期満了日が大みそかになったのは市政が施行された1958(昭和33)年から。4年に1度の市議選がある年は、選挙後に改選前の議員たちで定例会を審議することが慣例になっているという。市議会事務局は『任期中なので、(改選前の議員に)任期を全うしてもらいたい』としている。
一方、他の市議会を見ると、上尾市議会と同じ12月1日に投開票される朝霞市議会の任期満了日は同17日。12月定例会については市議会事務局は『まだ日程は決まっていないが、4年前は18日に開会した』と話す。
また隣の桶川市も今月17日に市議選投開票があったが、新議員の任期初日となる12月11日に開会する予定だという。
埼玉大社会調査研究センター長の松本正生教授(政治意識論)は『定例会はこの先の予算を決めるもの。執行時に当事者としての責任を持っていない人が関わることになる。新しい顔ぶれで議論すべきであり、今後、自主解散などで任期の前倒しを検討していく必要があるのでは』と話した。」

新聞記事にもあるように、「選挙後の定例会は長年の慣例」だと云う。いかにも上尾らしいと言えばその通りだが、2015年も2011年も旧議員(落選議員も含め)によって、補正予算等の審議がなされた。お役所仕事の典型を見るようだ。
以上

12月3日、市長と議長への要望書を提出しました。 

市議会12月定例会を前に、「上尾の図書館を考える会」は、9月から進めてきた署名を添えて、市長と市議会議長に要望書を提出しました。
要望の要旨は
1,小林守利議員の関わりの不適切な点を明らかにし、二度とくりかえされないための措置をとること。 
2,不祥事を防ぐことが出来なかった市長の責任や、不正に手を貸してしまった職員の責任を明らかにし、厳正な懲戒を行うこと。
3,市長はじめ市政の3役、並びに、市議会議員を対象とする「政治倫理条例」の
制定を早期に実現すること。
  市長には、12月中に文書での回答を要請しています。
  議長には、議員全員に要望書の写しを配布して周知を諮っていただくことになりました。
請願ではありませんので、委員会で審査や採決がなされることはありません。
100条調査特別委員会での審議に、期待を掛けることになります。

12月6日、9時から、
第11回100条調査特別委員会が開催されます。


 新井元市長、小林前議長、畠山市長らの法令違反や偽証、証言拒否などの問題点の明確化の上で、100条調査特別委員会として、告発や懲罰の案が検討される会議となることが予想されます。
  年内で100条委員会の活動は終了となります。それまでに、ブロック塀事件が起きた原因と問題点、告発や懲罰、さらには、今後同じことを繰り返さないための対策などをまとめた調査報告書を作り上げることができるか、市民も見守っていくことが必要です。

12月11日〜24日、市議会12月定例会が開催されます。 

 一般質問は16日(月)から19日(木)までの4日間です。
   引退する議員、選挙で落選した議員にとっては最後の議会となります。
   どのように一般質問に臨むかが注目されます。

新議員による市議会臨時会は1月早々に開催 
 議案は、議会の人事
  議長・副議長の選出、各委員会の委員の決定と委員長・副委員長の選出などです。
  無所属を名乗って選挙に臨んだ新議員が、どの会派や集団に入るかが注目されます。


posted by ひろみ at 21:47| Comment(0) | 意見交流

2019年12月04日

上尾の市議選の結果を受け止めて

 朝日新聞12月3日朝刊の記事での論評 

新聞各紙の中で、この記事が最も多くのことを論じていましたのでご紹介します。

img043 (2).jpg

 党派・会派・集団別集計(2019年と2015年の比較表)

次に、「上尾の図書館を考える会」に世話人で、数字に強い人が作ってくれた、この表を紹介します。
当選された原田嘉明氏、小川明仁氏、田島純氏について「彩の会」の中に加えて集計していますが、それは作表された方の個人的判断で仮説として計算されていますので、そのようにご覧下さい。

img013.jpg


 上尾の市議選の結果を受け止めて 

次に、私個人の感想的なコメントを、以下に紹介させていただきます。

 1,投票率が下がったことについて、よく見詰めると 

 @18歳以上20歳未満の若者が初めて投票に参加 
今回の選挙は、市議選では初めて18歳以上20歳未満の若者が有権者になった選挙でした。
有権者数は、今回=189,732人、前回=183,384に比べ、103.5%と増加しています。
年齢層別の投票率は公表されていませんが、18歳以上20歳未満の若者の投票率は、平均よりかなり低いことが推測され、全体の投票率を引き下げる要因となっていると考えられます。
もっとも、若者がたくさん立候補していましたから、18歳以上20歳未満の若者の投票率も他市よりは高かったものと考えられます。
若者の投票率はどうだったかは、さらにウオッチしてみる必要があると思っています。

 A朝霞市と比較してみると、下がり方が少なかった 
同じ日に投票日だった朝霞市議選では、投票率=31.43%で、前回の34.09%に比べて2.66%下がっています。
上尾市では、今回の投票率=35.42%で、前回(=36.80%)よりも1.38%下がっていますが、朝霞市に比べると、下がり方が少なかったと言えます。
その要因は、多数の立候補により激戦となったことで朝霞に比べれば盛り上がったこと、若い候補者が多いのでSNSを活用した選挙運動でこれまでに無い広がりもあったと考えられること、市民による「投票に行きましょうという呼びかけ運動」が展開されたことなどが挙げられると思っています。

 B投票総数では、ほぼ前回と同じだった 
投票総数では、今回=67,208、前回=67,482 で、−274ですが、無効票が少なかったため、有効投票数では、今回=66,364、前回=66,326 で、+38でした。

 投票総数では、今回=67,208、前回=67,482 で、−274ですが、無効票が少なかったため、有効投票数では、今回=66,364、前回=66,326 で、+38でした。

 2,投票に出かけた有権者が下した選択・審判は 

有効投票の内容を精査してみると投票に出かけた有権者の選択・審判によって、以下のことが起きています。前回とは様違いです。

 @「旧新政クラブグループ」は大物3人が落選して凋落 
まず、ブロック塀事件の当事者小林守利前議長はじめ、議事妨害で懲罰を受けた野本順一議員、まだ働き盛りなのに一般質問回数が少なかった(ワースト4位)齋藤哲雄議員の3人を落選させています。市民はよく見ておられたことが証明されました。
前回当選者14人のうち、田中守元議長は汚職で辞任、新井金作新政クラブ代表は引退、監査委員を務めた嶋田一孝議員も引退していますし、小川明仁議員は「彩の会」から離脱していますので、7人しか残っていません。
 それだけではなく、「旧新生クラブグループ」の議員は、一部の例外を除いては得票数を減らしています。 
もし、原田氏、田島氏、小川氏を取り込むことに成功しても、14人から10人へと落ち込んだことになります。
もちろん、この3人のみなさんが、応じるとは限りません。新しい会派を作る機運が高まることも考えられます。

A公明党と国民民主党と日本共産党は、議席数は維持しましたが、得票数は減らしています。
公明党は、前回得票数=12,598 から、今回は11,110へと、1,488票の減でした。
  選挙上手のこの党らしく、全員が前回より同じ程度で減っているのが特徴です。
  国民民主党は、1議席増を目指して4人が立候補しましたが、得票数は前回の6,803 から、今回は6,700へと微減(−104)に終り、議席増はなりませんでした。
 4人の票の格差が少なければ4人とも当選があり得ました。
 日本共産党は、多数激戦の影響を受けることを予想して5議席を守ることを目標としており、それは達成しましたが、池田議員が最下位当選と危ういところでした。
 得票数でみれば、前回の11,556票から今回は7,986票へと、−3,570票でした。
 前回は、秋山もえと糟谷珠紀の2候補で5,700票と4人分近い得票をしていたのが、2人とも転進したため、生じた候補者の交代が大幅減の主要な要因と考えられます。
 
 B増えたのは新しい党派、会派、集団
 増えたのは、市民の声あげお,立憲民主、維新の会、N国党が各+1でした。
 「市民の声あげお」は、出直し市長選挙で次点だった鈴木茂氏が代表となって3人でスタートしたばかりの政策集団ですが、「市民の声」を追い風として3人とも当選したことは、今回の選挙戦のハイライトと言える出来事でした。
 立憲民主党の荒川氏は、「市民の声あげお」の海老原氏と並ぶ31歳で、上尾市議会では最年少議員の一人となります。
 どの会派・集団に所属、または連携するのかが注目されます。
 維新の会の津田氏と、N国党の佐藤氏は、それぞれ独特の主張を持つ政党に所属していますので、上尾市議会でどのような立ち位置を取るのかが注目されます。

 C「18人、何でも決められる」と言う構造はなくなった
 もし、「彩の会」が、無所属の議員3人を取り込むことに成功したとしても10人です。
これまでの連携を継続するとしても、10+5(公明党)では15ですので、「彩の会」から議長を出すと、採決に加わるのは14で、過半数は取れないことになります。
 それ以外の政党、会派からの支持を得なければ新たな提案を押し通すことはできません。
 これまでのような「多数横暴」はできなくなるのではないでしょうか。

 畠山市長にとっては、圧力が減ってやり易くなる面があるかもしれませんが、逆に馴れ合いは通じなくなることでもあります。
 大方の政党・会派・集団からの納得に基づく合意が得られなければならなくなることの方が大変な努力と力量が必要となります。
議会がまともになっていけば、ボールは執行部に回ります。
2020年は、畠山市長が問われる年になるのではないでしょうか。

 長くなってしまい恐縮でしたが、終りまで読んでくださった方に敬意と感謝を申し上げます。
 みなさまは、選挙の結果をどう感じておられるでしょうか。
 すでに6人ほどの方から、感想や意見を寄せて戴いています。
 長くても短くても構いません。どうか、多くのみなさまに、感想やご意見をお寄せくださいますようお願い申し上げます。




   








posted by ひろみ at 14:16| Comment(2) | 選挙