2019年10月29日

No 15 市の幹部職員の証言、その2、蜩c浩史都市整備部次長(現職は会計管理者)の証言

 10月24日に開催された100条調査特別委員会での「証人喚問」のレポートの続きをお知らせします!

 2、蜩c浩史都市整備部次長(現在は会計管理者)の証言

➀ブロック塀工事の経緯と内容について 

 *「市がブロック塀工事を行ったことを初めて知ったのは、9月28日に調査に出た時でした。自分は2月に着任したばかりでしたし、宮口氏は課長兼次長だったので部長と直接繋がって仕事を進めており、自分は道路課の業務については宮口氏にお任せしていました。」「市でブロック塀の工事をすることになったことも、分割して入札を避け随意契約にしたことにも自分は全く関与していません。」と述べており、宮口課長からの証言の内容とは随分違っていました。
*入札を避けて随意契約としたことについて知っていたかの問いに対しては、「農政課で付帯工事を8本に分割したことがあったことを知っていた」と述べ、「常習性があったのではないか」と語り、「昨年の道路課の工事を自分で調べみたら、どうなのかな、と疑問を感じるものが3割ほどあった」と語ったことには驚きました。
*「保坂部長は宮口課長任せであり、宮口課長は農政課での経験があり、分割による随意契約にすることについて知っていると思ったので、随意契約には絶対にしないように、入札にすべきと助言したのですが、それは受け入れられませんでした。」「私なら弁護士と相談して断ることを考えたと思う。」と語りました。

➁新井弘治元市長、小林守利議員との関係について 

*「9月28日は、自分としては現地調査が主目的で、新井元市長宅へ訪問したのは、小林議員から電話で、『君は参加しないのか、現地を観るだけでも参加したらどうか』と誘われたので、一緒に出向くことにしました。」と述べました。
*「手土産を持って行くことには反対したのですが、部長が個人として気持ちを表したいということなので、それ以上は言えませんでした。」と語りました。
*「元市長に叱られた職員2人の内の一人は元幹部職員の延長雇用者であり、以前に「上尾道路」に関する農振地域の開発のことで新井市長から不満を持たれていたのではないかと思っています。」と語り、これまで知られていなかった因果関係論を公開しました。
*「新井元市長宅ではブロック塀工事のことは話題にならず、帰り際に新井元市長が保坂部長に、『宜しく』と言い、部長は『検討します』と返答していました。」と、証言しました。
*小林議員との関係についての質問で、「小林議員は都市整備部の事務室へ訪れることが多く、蜩c次長の席に立ち寄ることが多かったと聞いているが、どのようなことが話題になっているのか」との問いに対して、「一般的な世間話が多かった。意見を求められることもあった。会話を楽しんでおられたのではないか。」などと答えました。

B人事について 

*「人事について、小林議員から意見を求められたことがあったのではないか。」との問いに対しては、「芯があってしっかりした人物は? くらいの話でした」と答え、「小林議員と知り合ったのはいつか」という問いには、「自分が下水道課長だった時代に」と答えており、下水道の土木工事を所管していたころからの長い交誼が続いてきたことが分かりました。
*「『人事シート』を作っていると聞いているが、何のために?」との問いに、「適材適所など自分なりに起案し、部長と相談している」と答え、「それは仕事ですか?」との問いには、「そう思っている、全体的視点で検討している」と答え、「どのように活用されているか?」との問いには「職員課長と面談して伝えている」と答えていました。
「小林議員から、あなたに、議会事務局長を引き受ける意思はないかと打診されたことはあったか?」の問いに対しては「きっぱりとお断りした」と述べましたが、「そんなことはなかったです」とは述べておらず、傍聴席ではどよめきが起きました。
さらに、「随意契約の中に3割はどうかなと思うと述べられたが、その中に美創建業は多かったか?」との問いに対しては「美創はありませんでした」と答え、「小林議員が立ち寄った時には特別のコーヒーを出しているのか?」という問いには、「私が出したのではありません」と答え、「小林議員専用の椅子があるのか?」という問いには、「小林議長は部長室へ入られるので、・・・・」とよく聞き取れない答えでした。
「部長室へ次長も入ることがあったか?」との問いに、「いろいろな場合があります」と答え、「ブロック塀の相談はあったか」の問いに、「あまり記憶していないが9月28日の前に2回ほどありました」と答え、ついに蜩c次長が相談に参加していたことを認めました。
*以上のようなやり取りの中で、蜩c次長の答弁が第三者的で、当事者として主体的な問題の見つめ方がされていないことに対して、批判のような問いかけも出されました。
おかしいと思ったら、次長としての立場で意見を言えなかったのか? 宮口課長を信頼しているとしてもお任せではなく、コミットする責任があるのではないか、次長としての責任を果たせていなかったことの認識が不足している。今からでも異論を述べる考えはあるか? 市の「調査報告書」を正さないのか? 行動をおこすべきではないか、など質問というより意見が連発されることになりましたが、「課長が次長兼務だったので、同格であり指示することがしにくい、部長は権限が強いので言いづらい、弁護士に直ちに相談できるような環境になっていないなど、行動を起こしにくい理由を並べ立てるだけで、行動を起こすことを拒み通しました。
以上のようなことで、蜩c次長に対する尋問は予定されていた証言を求める事項とはかけ離れた内容に時間を費やすことが多くなりましたが、言い逃れのつもりが、結果として問題の深さを明らかにすることになりました。
100条委員会でどのように問題点を整理して究明していくかが宿題になったように思われます。
posted by ひろみ at 17:58| Comment(0) | 100条調査特別委員会