2019年10月09日

上尾の市政&議会」ウォッチング・レポート No 6  2019年10月9日

2019年10月3日、『第5回100条調査特別委員会』参考人招致
議題は、「参考人2人からの意見聴取」、以下、Q&A形式でメモ(抄)をご報告します。
➀道路課の女性職員Aさんからの「証言」(10時から)
Q, 現地調査で小林議員と会った時、怖いと思ったことはあったか。
 A、元々は市が工事したブロック塀なのだから、市で工事してくれなければ困ると小林議員から 何度も言われ、断り続けているとだんだん声が大きくなってきて怖くなった。
Q, 7つに分割して随意契約にすることはいつ頃から知っていたか。
A、試掘調査を行った後、9月中旬〜下旬。
Q、市の工事としてやることは。分割して随意契約とすることをおかしいと思わなかっ たか。
 A, おかしいと思ったが、上司が決めたことなので従った。今は反省している。
Q, 分割した工事の随意契約の相見積りを依頼したのはあなたか。今までもあったか。
 A、上司(課長)の指示で自分が依頼した。今まで7本(に分割)は初めて。
Q、見積もり依頼書を渡した相手は?
 A,、小林議員に、手渡した。

➁松澤純一副市長からの証言(11時から)
Q、最初に本件のことを聞いた(知った)時に感じた印象は?
 A, 嫌な予感がした。議員から伝わってきた情報なので、不安を感じた。
Q、小林議員からの市長への要望(申し入れ)に立ち会った経験、どのような内容だったか、その時の感想
はどうだったか。
 A, 予算案のこと、職員の立ち合いはやめてくれと言われたこと。市長が議長と1対1で会うことは好まし
くないと考えている。
Q、市側の「調査報告書」についてどう評価しているか。
 A,「事実認定、法的根拠、判断と言うフレームになっており、弁護士の援助を受けるとそうなる。
  大事なことは事実認定である。証人によって内容が食い違っている点が問題点である。
Q,「調査報告書」の「結論」「委員長の想い」について、副 市長としてどうお考えか。
議会の100条調査特別委員会に期待することは何か。
A, 悪意があったかどうかは、違法行為であることと知っていたか、知らなかったかで判断することにな
る。
  地権者(新井元市長)が、知っていたかどうかが問題。説明はしていたはず。
  この点が煮詰まるかどうかが焦点となると思う。
Q, 3人の職員への証言について、「証言録」に捉われず、感想として聞かせてほしい。
 A, 課長はブレが無い。部長は特定の人の話題になるとブレる。次長は「微修正」する。
Q, 組織風土をどう見ておられるか。
 A, 西貝塚の件で、市長は、人事への介入で困っていた。
Q, 権力者と繋がる職員の組織についての認識は
 A, 噂は聞いている.

5日後の10月8日になって、「朝日新聞」が記事を掲載しましたのでご紹介します。
img211.jpg

 女性職員は、小林議員が、市で工事をするように何度も繰り返して求め、断ると次第に声を荒げるようになって「怖いと思った」と語っており、小林議員の言い分と違っていたことが明らかとなりました。

 松澤副市長が内部調査で聞き取りをした当時の都市整備部長(保坂亨氏)は10月24日の「証人喚問」で、3人目、午後3時から証言をする予定であり、注目されます。
10月25日には、9時半から新井弘治元市長、10時45分から新井金作議員、11時半からは小林美仁美創建業代表取締役、13時からは小林守利議員、15時からは畠山稔市長の「証人喚問」予定となっています。

 傍聴は変則で、調査特別委員会が開催される第1委員会室ではなく、隣の第2委員会室で中継画像を見るという形ですが、リアルタイムで聴取することは可能です。
 定員は20人まで、希望者が20人を超えたら抽選で当選した人に限られますが、その制限を見直すことを要求するには、それ以上の多くの市民が傍聴に参加する状況にならなければ迫力はありません。多数の市民のみなさまの参加が期待されます。

posted by ひろみ at 10:58| Comment(0) | 100条調査特別委員会

「上尾の市政&議会」ウォッチング・レポート No5   2015年10月8日

上尾市議選過去6回の記録をウオッチして、今回を考える
img210.jpg

 市議選の日程は11月24日告示、12月1日投票日
上尾市議会議員選挙が迫ってきました。
11月24日告示、12月1日投開票日ですので、あとわずか1カ月半先となっています。
10月10日には、立候補予定者への説明会が開催されます。
既に、上尾駅頭では、立候補予定者とみられる方々によって政治宣伝活動が活発に展開されていますので、10月10日以降は、上尾市内は選挙戦激化の雰囲気になるのではないかと思われます。

 立候補予定者の人数は41〜42人+α
現在分かっている情報では、現職のうち24〜25人が再選に臨むほか、出直し市長選挙に出馬された前職の方2人、そして新人は15人+αとなっています。
立候補者数は、合計41〜42人+αとなる見込みであり、過去6回の記録と比較すると、定数が32人だった平成11年の41人を超えて最多となりそうです。
前回平成27年の立候補者は33人で、過去6回の中で最低でしたので、今回は大変化といえます。
その背景には、この4年間の市政と議会で不祥事が相次いでおり、現職に対する批判の声、新旧交代を期待する世論の高まりがあると考えられます。

投票率の推移、前回は過去最低の36.8% 
過去6回の投票率の推移をみると、長期低落傾向ではありますが、直線的に下落しているわけではなく、候補者が増えて競争が激しくなった時には若干上向くことが、平成11年と、平成19年の2回生じています。
平成23年と平成27年は2回連続して候補者が減少し、特に前回平成27年は、過去最少の候補者数だっただけでなく、落選した3人は泡沫候補のような得票しか出来なかった人たちだったため、事実上無投票当選に近い状況下で、著しく投票率が下落する結果になったと考えられます。

「お任せ選挙」が招いた結果は 
この選挙以後4年間の上尾市政と議会で問題が相次いで起きてきた原因を考えてみると、市民の声に耳を傾けない独善的な市政を推し進めた挙句、贈収賄事件を犯した島村市長と田中議長、不正なブロック塀フェンス工事費を税金で賄った不適切な工事が行われた背後に新井元市長や小林議長と市の幹部職員との癒着の関係があったことは深刻な問題です。

議会と市民の牽制力は
こうした状態を正す役割を担うべき市議会もまた、小林議長に「我々は18人、どういうことでもできる」と言われるような状態がまかり通って、牽制機能を果たせない存在であったこと、そして、主権者である市民もまた、無関心、お任せで、監視の力が余りにも弱まっていたことを反省せざるを得ないと思います。
この4年間、市民運動が活発になってきたことは確かですが、まだまだ力不足で広がりが不十分な状況です。

今度の市議選は市民が責任を果たすチャンス
今度の市議選で、市政と議会のことを語り合い、多くの市民に「上尾の市政と議会」の問題情報をお知らせして、投票に出かけ、投票率を高めると共に、適切な選択によって、民意を反映する議員を増やすこと、不正に加担してきたような議員には退場していただくことは市民の責任です、と呼び掛けることが大事になっています。

 埼玉県知事選で示された、「投票率アップ」の可能性
先日の県知事選での上尾市の投票率は、さいたま市と並んで前回より6.79%アップしています。これは、大野候補の地元の川口市の7.94%に次ぐ高いアップ率でした。今、上尾市民は、他市に比べて選相対的に選挙に関心が高い方になってきていると言えるのではないでしょうか。

立候補者が多い選挙は投票率が高まる傾向 
試みに、過去6回の選挙での立候補者一人平均の得票数を計算してみました。結果は表の最下段の通りで、定数32人に対して立候補者が35人で落選は3人だけという平成15年の市議選の時の2,120票が頭一つ高い以外はほぼ2,000票強となっています。仮説として、今回42人の立候補者が競って選挙戦が盛り上がれば、投票総数は84,000、投票率は44.39%となることが試算出来ます。前回の36.80%に比べると、7.59%アップとなりますが、平成19年の選挙のレベルです。
SNSで選挙戦に臨む候補者が出てくること、メディアの報道量が多くなることなども影響します。

 立候補者数が増え、投票率が高まれば、最下位当選のハードルは高まる
2011年の市議選では、38人の候補者が競った中で、最下位当選者の得票数は1,608票、それ未満の8人は落選でした。2015年の市議選では、1,600票未満の得票数で7人が当選しています。

posted by ひろみ at 09:35| Comment(0) | 選挙