2019年10月26日

No 13 100条委員会、新井弘治元上尾市長の証言

100条調査特別委員会「証人喚問」第1日目、
「新井弘治元上尾市長の証言」


➀ブロック塀工事の経緯と内容について
 自分は、通学路の安全対策を要望したただけ。
大阪で事故があった後に、ブロック塀が傾いていることに気が付いて心配になり、小林議員に出会った折にお願いした。
 (昨年8月30日に)現場の様子を見に来た職員が傲慢な態度だったので、翌日、市へ
電話して、あの職員はもうよこさないでもらいたいと言った。
 9月30日に、3人の職員が詫びのために訪ねてきたが、その場では市が工事をすることになったとは聞いていない。
 その後は何の連絡もないままに工事がはじめられた。

➁畠山市長、小林議員との関係について
昨年2月に自分も含めて3人で会食懇談したことは認めるが、9月にもう一度会食懇談をしたと言われていることについては、自分はあずかり知らない。

B工事費用相当の金額を返還したことにつ
いて
 今年6月に議会で問題になったが、自分はお金を返す必要はないと考えている。
しかし、7月に工事費相当額の金額のお金を返したのは、長男の新井金作議員が返してほしいと言ってきたからで、弁護士とも相談して、返還することにした。

 関連して多くのことが質問されましたが、ほとんど知らぬ存ぜずの対応でした。
 他の証人の証言と異なる内容が多く、また事実上は「答弁拒否」だったと感じられる点もあり、100条委員会として更なる究明を進めることが望まれます。

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posted by ひろみ at 23:24| Comment(0) | 100条調査特別委員会

2019年10月22日

No12 台風19号の爪痕! 図書館本館にも 

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入口の一角に「立ち入り禁止区域」

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天井の一部が剥がれ落ちて 

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2階への階段の上部の天窓が青

 台風19号の爪痕! 図書館本館にも 

記録的な豪雨で、長野県、福島県、宮城県など各地に堤防決壊による大規模洪水をもたらした台風19号の被害は甚大です。
 上尾市内でも、荒川河川敷は満水となり、河川敷内にあった住宅は浸水、支流の江川では荒川の水位が高くなり、逆流となって流れ込んで氾濫、中堀川では荒川の水の逆流を止めるために水門を閉じたことにより,上流から流れてきた水が溢れた、などあちこちで浸水が起こったと聞きます。
 鴨川や芝川など住宅地を流れる川が氾濫したら全市的に広域に浸水するところでしたが、そこまでには至らなかったことはせめてもの幸いでした。
反面、多くの市民は、周辺地域で起きた浸水のことを知らずにいるのが現状です。

 強風も心配されていた台風19号でしたが。実際には15号のように酷いことは起きませんでした。
 そうした中で、市内中心部にありながら目立った被害を被ったのが、図書館本館でした。
 図書館本館では、地震によるブロックガラス壁面の危険が強調されて、7月に改修工事が行われ、1階と2階の中間の外部に庇が設けられました。
しかし、その庇は、台風には役立つものではありませんでした。
 さほどの強風が吹いた訳でもなかったにもかかわらず、写真の通り、図書館本館では、1階の天井版が風にあおられて剥がれ落ちた様子です。天窓にブルーシートが被されているのは雨漏り防止のためです。
 利用者の安全のために緊急に必要な補修を実施するとして行われた7月の工事は、防災上も片手落ちの不十分な工事と言わざるを得ません。。


posted by ひろみ at 23:52| Comment(0) | 上尾の図書館

2019年10月21日

「上尾の市政&議会」ウォッチング・レポート No 11 2019年10月21日

上尾の図書館用地買収の不当な高額の返済を求める住民訴訟 

「第1回証拠調べ」(証人尋問)を迎えます。 

2019年11月6日(水)さいたま地方裁判所 

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 この住民訴訟は、市民の税金の無駄遣いを告発し、島村前市長とクライズ鰍ノ➀市が支払った総額9,511万円、もしくは、Aクライズ社がその物件を手に入れるに当たって支出していた2,400万円との差額7,111万円の弁済を求めることをさいたま地方裁判所に提訴した訴訟です。
 この間の上尾市での相次ぐ不祥事と、図書館用地買収の不当な高額の根っこは同じであることが見えてきています。私たちの住民訴訟はそのことを究明して社会に明らかにすると共に、司法の裁きを求める重要な意義を持っています。

 住民訴訟ですので、原告やサポーターなど合わせて約100人の市民が主体で
はありますが、すべての市民が損害を被っている問題ですので、納税者として市民のみなさまに傍聴していただくことは大歓迎です。

 傍聴者が50人を超えると、法廷に入りきれない場合があります。
予めご予約いただければ、傍聴券を手に入れるようにいたします。
 予約申込みは、以下へ、お名前と連絡先をお知らせください。
   メールアドレス hiromi194011@jmail.com もしくは
   携帯電話   090-4228-8726 (大友弘巳) 

11月6日、当日の予定 

集合  午前10時までに「さいたま地裁」B棟(写真右側の建物)のロビーへ
   さいたま地方裁判所の所在地は、
     JR浦和駅西口より、県庁通りを徒歩10分ほど、
     埼玉県庁の南側(駅より見て左側)の官庁街に所在。
     県庁前の信号を渡って左へ登る坂道を道なりに歩道を歩くと、
     地方検察庁のビルに続いて「さいたま地方裁判所」の3棟があり、、
     県庁側から見て正面にあるB棟の1階にロビーがあります。
  
開廷、10時30分、地権者渇社クライズ社長井上拓也氏に対する証人尋問を開始、(原告側から50分、被告側から反対尋問30分、計80分間)
休憩、12時〜13時30分、昼食は各自となります。
14時00分、上尾市職員(当時教育総務部主席副参事兼図書館副館長)鈴木利男氏に対する証人尋問を開始。
(原告側から60分、被告側から反対尋問30分、計90分間)

原告代理人(弁護団)からは、
伊須慎一郎、谷川生子、鈴木満の3弁護士が、尋問に当たります。

posted by ひろみ at 14:16| Comment(2) | 上尾の図書館住民訴訟